サハリン州立美術館はユジノサハリンスク駅近くのレーニン通りとハバロフスク通りの交差点に立地する美術館。建物は日本統治時代に北海道拓殖銀行豊原支店として利用されていたもので、同時期に北海道で竣工した銀行建築物と同じ特徴を持つ。カフェやレストランが建ち並ぶ繁華街に位置しており、美術館周辺は一日を通して賑わいを見せているところだ。
かつて銀行窓口が配置されていたであろう1階の吹き抜けでは季節ごとの企画展示を中心に、独特の表現手法を用いた現代作家の油彩画や刺繍画を展示。美術館のメインとなる2階展示室は4部屋から構成されており、韓国・朝鮮を中心とした絵画や美術品、1900年前後に描かれたロシア作家の美しい油彩画、北方少数民族が使用していた生活用具や工芸品、比較的新しいロシア正教会のイコン画や宗教画(この部屋のみ特別扱いされている)の順番に芸術作品を鑑賞できる。
※美術館職員にはロシア語のみが通じる。英語は全く通じないので、ちょっとしたロシア語を使って挨拶しよう。 |
Chekhov Statue |
美術館の入口広場にはロシアの文豪アントン・チェーホフの大きな銅像が建つ。 |
Lenina Street, in front of art museum |
レーニン通りの賑わい。 |
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Address
Lenina Ulista 137
レーニン通り137 |
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Get in
5 minutes on foot from Yuzhno-Sakhalinsk Station
ユジノサハリンスク駅から徒歩5分 |
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Hours
11:00 - 18:00 |
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Closed
Mon
月曜 |
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Price
RUB 60
60ルーブル |
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