| ユジノサハリンスク駅(旧豊原駅)は市街地の中心部に位置するロシア国鉄の鉄道駅。ノグリキ行きの夜行列車(1日2往復)などの長距離夜行列車、近郊のダーチャ(家庭菜園付きの別荘)などへ向かう近郊列車が発着する交通の要所で、2013年に近代的な駅舎がリニューアルオープンした。駅舎正面には「ВОКЗАЛ」(ヴァクザール、ロシア語で「大きな駅」の意味)と大きく書かれており、ユジノサハリンスク時間(左側)とモスクワ時間(右側)の時計が掲げられている。 |
駅待合室の概観
ユジノサハリンスク駅待合室は観光客でも無料で自由に見学できる。駅舎外観の写真撮影は自由だが、駅構内や待合室を許可無く撮影するのは厳禁だ。駅入口には金属探知機のゲートが設置されており、3人程度の警備員が常に人の出入りや待合室を監視している。金属探知機の警報音が鳴っても驚く必要は全く無く、手荷物検査を受けたり、入場の理由を聞かれるようなことはほとんど無い。監視カメラも至るところに配置されているので、安心して駅待合室を見学しよう。
駅待合室の左右両側には安心して列車の待ち時間を過ごせるベンチ・売店・ホームへの出入り口が設けられており、正面に3箇所の切符売場窓口と銀行ATM、左手には手荷物一時預かり所、右手に当駅発着の大きな時刻表とカフェテリアが掲げられている。ユジノサハリンスク駅発着の列車は少ないが、駅窓口は賑わっており、ゆっくりと列車の待ち時間を過ごす人の姿も多い。駅待合室の地下には男女別の有料トイレ(15ルーブル)が設けられている。
切符売場
駅待合室の正面中央には3箇所の鉄道切符売場が設けられている。1番窓口が近郊列車の乗車券窓口(パスポートの提示は不要)、2番・3番窓口がノグリキ行きなどの長距離列車の乗車券窓口(切符の購入時にはパスポートの提示が必要)である。
窓口の駅係員はロシア語のみが通じるので(英語は全く通じない)、乗車券を購入するときは行き先や枚数、片道・往復などを書いた紙を係員に見せると良いかもしれない。できれば、ある程度のロシア語の知識を持って、乗車券を購入したり、鉄道の旅を楽しみたいものだ。
駅の売店
駅待合室には買物にとても便利な売店が設けられている。取扱商品はロシア・日本・韓国製のスナック菓子やチョコレート、ジュース、セイコーマートの飲料(価格は日本の3倍もする)、ビールなどのアルコール、雑誌、音楽CD、着替え用の靴下や下着、ロシアのお土産など、あらゆる商品を取り揃えている。売店の係員も中々良心的なので、ここでちょっとしたアルコール飲料やチョコレート、ロシアの雑誌などを買っていくと良いかもしれない。また、2014年に入ってカフェテリアが新設された。 |
| Kiosk |
| ユジノサハリンスク駅に向かって右手にはキオスク(売店)が建ち並ぶ。こちらでも商品を豊富に取り揃えているので、ロシア語に慣れてきたら小銭を持って立ち寄ってみよう。2014年には小奇麗なスーパーマーケットもオープンしている。 |
| Free shuttle bus to City Mall |
| 駅に向かって正面右手のバス乗降場からはロシア極東最大級の商業施設「シティモール」行きの無料シャトルバスが発着している。11時から20時までの運行。 |
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Address
Vokzalnaya Ulista 54, in front of Lenina Square
ヴォクザリナヤ通り54 (レーニン広場前) |
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Hours
6:00 - 24:00 |
| 24-hour humburger shop "BUBO" |
| 駅とホテルユーラシアに隣接する24時間営業のハンバーガーショップ「BUBO」。座席数が多く、深夜到着時やちょっと一休みする場合に便利。テイクアウトも可能だ。英語はここでの食事を意味する「here」以外ほとんど通じない。セットメニューは240ルーブルから。 |
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