1999年に公開された映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地になった幾寅駅。主な撮影は幾寅駅をはじめとした駅周辺で行われたことから、映画の撮影終了後にロケで使用されたセットなどが保存されることになった。保存されているロケセットは以下の通り。 |
Ikutora Station (Horomai Station) |
幌舞駅 (根室本線幾寅駅として現役)
幾寅駅を映画撮影用に改造し、映画の舞台である「幌舞駅」として使用。運炭路線としての役目を終えて廃止間近となったローカル線の終着駅として登場し、高倉健演じる佐藤乙松駅長が勤めていた。駅舎内にはロケマップや写真パネル、ロケで使用された道具などが展示されている。
映画の撮影当時は有人駅で入場券や定期券などを販売していたが、2003年3月31日を持って無人駅となった。なお、映画で登場する廃止間近のローカル線の始発駅は「美寄駅」で、こちらは滝川駅7番ホームで撮影が行われた。映画内では幌舞行きの列車とともに、リゾート列車「トマムサホロエクスプレス」がバブル期の象徴として描かれている。 |
Former rapid train "Railwayman" (kiha12-23), Furano Station |
キハ12-23はだるま食堂に隣接して展示されているディーゼルカー。映画の主人公のひとつで、ローカル線を走る気動車として映画内で何度も登場した。元々はキハ40-764形式を改造したもので、車内には出演者のサイン色紙などが展示されている。ロケで使用後、1999年から臨時快速「ぽっぽや」号(富良野〜幾寅〜落合など)でしばらく活躍した。 |
平田理容店・井口商店
幾寅駅前にあり、小さな街の商店を再現している。外観のみ見学可能。
だるま食堂
幾寅駅前にあり、鉄道員が食事をしたり酒を呑んだりする場所。志村けんが演じる炭鉱夫がここでケンカをした。外観のみ見学可能。
便所
幌舞駅に忘れた人形を取りに来た少女が乙松駅長と出会うシーンで登場。
転轍小屋
映画の冒頭で乙松駅長が転轍期を操作する場面で登場。
郵便ポスト
駅の入口にあり、現在も現役で使用されている。 |
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Address
In front of Ikutora Station, Minamifurano Town, Hokkaido, Japan
北海道空知郡南富良野町幾寅駅前 |
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Get in
1 minute on foot from Ikutora Station
幾寅駅から徒歩1分 |
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Hours
24 hours, all year round
24時間 (通年 ※一部施設を除く) |
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Price
Free!
入館無料 |
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