北見ハッカ記念館は1983年(昭和58年)まで北見市中心部で稼動していたホクレン北見薄荷工場の事務所を移設した北見ハッカの記念館。西洋風の旧事務所は北海道では函館や小樽などで多く見られるが、オホーツク地方では珍しく、窓や階段のつくりにも特徴がある。資料館では案内の方がハッカ記念館の展示資料について、熱心に解説してくれる。 北見のハッカは遠軽の農家が栽培に成功したのをきっかけに、北見地方でも生産が一気に拡大。同時期に岡山や札幌、旭川でもハッカが栽培されていたが、それらは水田に変わっていった。しかし、北見の場合は水田耕作が不可能であり、ハッカを生産し続けるしかなかった。他地方の生産が減少して行く一方、北見は生産量を維持したため、北見のハッカ生産量のシェアは1939年に世界の70パーセントを占めるようになったという。 その後、合成ハッカや輸入ハッカの台頭などで北見のハッカ生産は減少していく。1983年(昭和58年)にはホクレン北見薄荷工場が閉鎖されたが、ハッカは現在も小規模ながら生産が行われている。 |
Destillation Hall of Peppermint |
ハッカ記念館に隣接する薄荷蒸留館ではハッカ蒸留器の展示や蒸留の実演を行っており、ここでも北見ハッカ記念館同様に案内の方が北見のハッカについて、熱心に解説してくれる。 |
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Address
1-7-28 Minaminakamachi, Kitami City, Hokkaido, Japan
北海道北見市南仲町1丁目7-28 |
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Get in
10 minutes on foot from Kitami Station
北見駅から徒歩10分 |
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Hours
9:00 - 17:00 (9:30 - 16:30 Nov to Apr)
9:00〜17:00 (11月〜4月は9:30〜16:30) |
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Closed
Mon except holiday, Day after the holiday (if the holiday: the next day)
except Fri & Sat, 30 Dec - 6 Jan
月曜、祝日の翌日(月曜・金曜・土曜の場合は開館し、翌日も開館)、12月30日〜1月6日 |
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Price
Free!
入館無料 |
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Website
Kitami Peppermint Memorial Museum
北見ハッカ記念館 |
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