留萌港は留萌駅北西に位置する国際貿易港の重要港湾。留萌川の河口部を北側に切り替えて防波堤を造成し、内陸部に広大な副港を設置するなど、22年の歳月をかけて1936年に完成した。港の南北両岸には臨港鉄道が設置され、戦前から戦後にかけて石炭や木材の積み出しや貿易で栄えたが、都市の再開発や炭鉱の閉山によって斜陽化。副港は2段階に分けて埋め立てられて大半が市街地となった。 |
Rumoi Fukuko Port |
かつては内陸側まで副港が広がっていたが、大半が埋め立てられて1972年には現在のような姿となった。現在、副港は港としての機能はほとんど無いが、歴史を感じさせる合板工場界隈の風景に昔の面影が残っている。 |
Rumoi Fukuko Port & JR Rumoi Line |
留萌駅から歩き始めると、副港を渡る留萌本線と臨港鉄道時代の橋梁が2本並んでいるのが見える。かつては副港の水路を船が行き交っていた。渚栄橋を過ぎた最初の交差点を右折し、留萌本線の踏切を渡って坂を下ると留萌港の岸壁にたどり着く。 |
Rumoi Port since 1936 |
留萌港の中心となる南岸地区には日本通運の石造り倉庫などが立ち並び、岸壁には魚釣りを楽しむ人が多く見受けられる。港湾を挟んだ北岸にはセメント工場が見え、港特有の雰囲気を感じることができるだろう。休日は行き交う船がほとんど無く、波も非常に穏やかで、重要港湾とは思えない程のどかな雰囲気だ。 |
NIttsu Warehouses |
日本通運の石造り倉庫群。 留萌港を散策したら黄金岬まで歩いてみよう。 |
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Address
2-2 Akemotocho, Rumoi City, Hokkaido, Japan
北海道留萌市明元町2丁目2 |
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Get in
15 minutes on foot from Rumoi Station
留萌駅から徒歩15分 |
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Hours
24 hours, all year round
24時間 (通年) |
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Price
Free!
無料 |
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