ニセコ沼めぐりコースはニセコ五色温泉からニセコ大沼を経て神仙沼へと至るトレッキングコース(アルプス社のアトラスマップ北海道より)。全体的にアップダウンが少なく、新緑や高山植物、紅葉を満喫できるニセコ地区のトレッキング王道コースといえよう。 |
1. Goshiki Onsenkyo Bus Stop |
沼めぐりコースの基点はニセコアンヌプリの登山拠点として知られる五色温泉郷。イワオヌプリ(硫黄山)の登山道を兼ねたトレッキングコースは急傾斜の長い階段から始まる。階段の中間地点に入山届けがあるので、ここで氏名などを記入をする。 |
2. Mount Iwaonupuri |
五色温泉からの階段を登り終えて比較的平坦なトレッキングコースを20分ほど歩くと、まもなく右手に白い岩肌のイワオヌプリが見えてくる。この山は分岐点から30分ほどで山頂近くまで登れるので、時間に余裕があれば登山にチャレンジしてみてはいかがだろう。 |
3. Triangle Mountain |
先ほどの分岐点から少し進むと、正面に三角形の山が見えてくる。このあたりは道が少し険しいが、周囲の風景は非常に独特で一見の価値がある。 |
5. Former Sulfur Mine & Weiss Horn Mountains |
イワオヌプリの斜面に沿った道を越えると、深い山奥の谷あいに硫黄鉱山跡が広がり、右手にはワイスホルンをはじめとした稜線の美しい山々と日本海が見える。沼めぐりコースはここから山の斜面を下り、硫黄鉱山跡へと向かう。 |
7. Niseko Onuma Marsh |
川を渡ると周囲を木々に囲まれ、視界が利かなくなる。このような道がしばらく続くが、ひたすら歩くとニセコ大沼が見えてくる。湖畔中ほどに大沼とイワオヌプリを見渡す休憩スポットが湖岸にあるので、ここでしばし休憩しよう。大沼を出発すると再び視界の利かない道が長く続くが、下りとなるので足取りは軽い。 |
9. Shinsen Marsh |
道道66号線を渡ると正面向かいに神仙沼へとつながるコースがある。比較的単調な道を20分ほど歩くと、沼めぐりコースの最後を飾るのにふさわしい神仙沼にたどり着く。神仙沼から「神仙沼レストハウス」バス停留所までは徒歩で約15分。五色温泉から神仙沼レストハウスまで、休憩時間を除いた所要時間は約3時間。神仙沼から五色温泉方面へ向かって歩くと、帰りがけに温泉入浴を楽しむことができる。 |
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Address
Kutchan Town & Kyowa Town, Hokkaido, Japan
北海道虻田郡倶知安町・岩内郡共和町 |
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When to visit
Late Jul - Late Aug (every day) / Mid Sep - Late Oct (Sat & Sun &
Holiday)
沼めぐりコースのトレッキングは7月下旬〜8月下旬の毎日、および9月中旬〜10月下旬の土曜・日曜・祝日がおすすめ |
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Main route (3 hours)
Niseko Goshiki Onsen - Crossing to Mt. Iwaonupuri (30 minutes to summit of Iwaonupuri) - Former
Sulfer Mine - Niseko Onuma Marsh - Oyachi Wetland - Shinsen Marsh - Shinsennuma Rest House Bus Stop
ハイキングコースのメインルート (所要約3時間)
ニセコ五色温泉・・イワオヌプリ分岐点・・硫黄鉱山跡・・ニセコ大沼・・大谷地湿原・・神仙沼・・神仙沼レストハウスバス停留所 |
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Via Nitonupuri & Chisenupuri (4 hours)
Niseko Goshiki Onsen - Crossing to Mt. Iwaonupuri - Mt. Nitonupuri - Mt. Chisenupuri - Naganuma
Marsh - Shinsen Marsh - Shinsennuma Rest House Bus Stop
ニトヌプリ・チセヌプリ経由のルート (所要約4時間)
ニセコ五色温泉・・イワオヌプリ分岐点・・ニトヌプリ・・チセヌプリ・・長沼・・神仙沼・・神仙沼レストハウスバス停留所 |
4. Former Sulfur Mine near Mt. Iwaonupuri |
イワオヌプリに隣接する斜面では硫黄鉱山跡地の上を歩く。 |
6. Former Sulfur Mine & Mini River |
硫黄鉱山跡を横切ると沼めぐりコース唯一の渡渉(川渡り)がある。うまく石の上を歩いて渡ろう。水量が多い場合などは靴を濡らすかもしれない。 |
8.Oyachi Wetland |
視界が開けてくると大谷地。エゾキンバイやヒメオウギアヤメなどの高山植物、稀少植物であるフサスギナの群落が見受けられるが、実際には笹の湿原を進むような感覚だ。湿原を抜けた先にある道道66号線からは大谷地の独特な風景を一望できる。 |
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