The largest marsh in Sarobetsu Gen'ya |
パンケ沼はサロベツ原野の南側に位置する海跡湖。周囲は8キロ。サロベツ原野に存在する沼の中では一番大きい。ただし、水深は最も深い場所でも数メートルと浅い。 湖面が赤く見えることがあるが、これは泥炭に含まれる鉄分が水に溶け出し、塩分を含む波と風にもまれ、酸化してできた色だといわれている。
沼には赤い色の緋ブナ、「鉄魚」とよばれるフナの仲間が生息している。どちらも珍しい淡水魚であるが、鉄分を含む水とは関係ないという。また、ヤマトシジミはパンケ沼の特産であり、特に鉄分が多いといわれている。湖畔には木道や立見台が整備されており、漂々とした雰囲気が漂う沼の様子、波に洗われて出てきた湖岸の泥炭層を見ることができる。 |
Onrutoi Wind Farm |
湖畔南西にはオンルトイ風力発電所が見える。 |
Pankenuma Enchi Park |
パンケ沼東側の「パンケ沼園地」には北コース(390m)と南コース(150m)の木道が整備されており、湿原の中を1周15分ほどで散策できる。 |
Natural Flower Garden |
湿原でよく見られる花はエゾカンゾウとノハナショウブ(7月〜8月)、よく観られる野鳥はシマアオジ、ノゴマ、オオジシギ、アオサギである。また、パンケ沼から幌延ビジターセンターまでは木道が整備されており、小沼や長沼のほとりを歩くことができる。 |
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Address
Shimonuma, Horonobe Town, Hokkaido, Japan
北海道天塩郡幌延町下沼 |
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Hours
Sunrise to Sunset, Closed in Winter
日の出から日没まで (冬季を除く) |
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Price
Free!
入園無料 |
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