月寒中央駅は札幌市豊平区の月寒中央通と水源地通の交差点にある地下鉄駅。私立札幌第一高校や月寒体育館、どうぎんカーリングスタジアムの最寄り駅であるが、月寒公園は当駅よりも美園駅のほうが近い。当駅と豊平公園駅の間は住宅街の真下を経由するため、全長638mの「月寒トンネル」を通過する。この区間は山岳型トンネルの構造で、上下線の間には支柱がない。
旧国鉄の月寒(つきさっぷ)駅は旧白石村(現・札幌市白石区)のアサヒビール北海道工場裏手に立地していた。なぜ白石村の駅が月寒を名乗っていたかについては諸説あるが、旧陸軍25連隊や旧豊平町の存在に何かしらの関連性があったのかもしれない。 |
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7, Tsukisamu chuo dori, Toyohira Ward, Sapporo City
札幌市豊平区月寒中央通7丁目 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 駅務室
- 自動券売機
- キヨスク
- コインロッカー |
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Ticket gate
駅改札口。 |
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上述の通り、この界隈はかつて月寒と書いて「つきさっぷ」と呼ばれていた地域。地名はアイヌ語の「チ・キサ・プ」(われわれが木をこすって火を出したところ)に由来する。1896年(明治29年)に屯田兵を基礎とした旧陸軍の第25連隊が置かれ、付近には北海道帝国大学(現・北大)の月寒種羊場が広がっていた。
1940年代には北部軍司令部や旧豊平町役場で地名を「つきさむ」に改める動きがあったが、国鉄の月寒駅だけは1976年の廃止時まで「つきさっぷ」の呼び名をかたくなに貫き通した。「つきさっぷ」の名前は駅前のつきさっぷ中央公園、つきさっぷ郷土資料館(旧北部軍司令官官邸)などに見られるのみである。 |
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In front of Tsukisamu chuo Station
月寒中央駅前。国道36号線の沿道は「月寒中央通」という地名である。 |
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Hokkaido Bank Curling Stadium 「どうぎんカーリングスタジアム」 10:00 am - 9:00 pm, appointment system
月寒中央駅前の札幌市月寒体育館南側に隣接する日本初の通年型屋内カーリング場。2012年9月にオープン。カーリングシートは利用日前日までに札幌市公共施設予約情報システム(外部リンク; 年末年始を除く9時-23時に利用可)にて空き状況の確認と利用予約が必要。カーリングシートは1シート1時間1,500円、学生750円。カーリング用具一式(シューズ・スライダー・ブラシ)のレンタルは1人100円。観客席からの見学は無料(予約不要)。第3月曜(祝日の場合は第4月曜)、12月29日-1月3日休館。→札幌市:どうぎんカーリングスタジアム |
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