地球岬(チキウ岬とも書く)は室蘭市南端の太平洋に面する岬。北海道の自然百景や新日本観光百選で1位に選ばれた風光明媚な場所で、室蘭の最も代表的な観光スポットのひとつである。高さ約120mの断崖絶壁に白いチキウ岬灯台が建ち、晴れていればその背後に広がる太平洋の景観がすばらしい。天気が良ければ駒ヶ岳、遠くは下北半島まで見渡せるという。
水平線が丸く見えることから、「地球が丸く見える岬」としても知られているが、これは綺麗な曲線を描く内浦湾西海岸と地球岬東側海岸線の地形が大きく関係しているためのようだ。奇跡的とも言える絶妙な地理的要素が水平線の風景を一際美しいものにしているのだろう。 |
Telephone Booth of Cape Chikyu |
地球岬入口には地球をイメージした電話ボックスが建つ。チキウ岬の語源は「ポロチケップ」(親である断崖)が転訛したもので、「地球」は「チキウ」の当て字であるが、秀逸なネーミングセンスだ。 |
Cape Chikyu Nature Trail
地球岬森林浴コース |
断崖絶壁が連なる地球岬の西側に整備されている森林浴コース。変化に富んだ風景を眺めながらチャラツナイ展望台まで歩くことができる。夕暮れ時の風景が特に美しい。 |
Charatsunai Observatory
チャラツナイ展望台 |
地球岬西部の太平洋に面する展望台。室蘭の海岸線の中でも独特の景観を持つチャラツナイ(茶良津内)浜を一望できる展望台で、視界はあまり開けていないが、木々の合間から頂上が鋭くとがった岩礁群を見ることができる。積丹半島東海岸や礼文華海岸にも良く似た景観だ。
チャラツナイの語源は、アイヌ語で「チャラルセ・ナイ」(滝をなしてさらさらと流れる小川)という意味で、この小川は現在も北大海藻研究施設の地球岬寄りにある。海上に点在する岩の中で一番大きい円錐状をしている岩は「ムカル・イソ」(マサカリ岩)と呼ばれる岩で、アイヌ伝説がある。 |
Get in
20 minutes on foot from Cape Chikyu Observatory to the west
地球岬展望台から西へ徒歩20分 |
Kinbyobu Observatory
金屏風展望台 |
道道919号中央東線と母恋中央通の交差点に立地する断崖の展望台。地球岬展望台、およびトッカリショ展望ステージの玄関口にあり、室蘭八景のひとつに選ばれている金屏風の断崖を見渡すことができる。赤褐色の高さ100メートル近い断崖が金屏風を立て連ねたように見えることから金屏風の名前が付いた。 |
Get in
10 minutes on foot from Cape Chikyu Observatory to the east, 30 minutes
on foot from Bokoi Station
地球岬展望台から東へ徒歩20分、母恋駅から徒歩30分 |
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Address
4 Bokoi Minamimachi, Muroran City, Hokkaido, Japan
北海道室蘭市母恋南町4丁目 |
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Get in
40 minutes on foot from Bokoi Station
母恋駅から徒歩40分
From Bokoi Station or Muroran Station by bus: Get on Donan Bus for Chikyumisaki Danchi (地球岬団地), get off the
bus at the last stop, 20 minutes on foot
*Return to Muroran Station: Please get off the bus at Chuodori (中央通) Bus
Stop near Muroran Prince Hotel (室蘭プリンスホテル), 350m on foot to Muroran Station
母恋駅前・室蘭駅前から道南バス「地球岬団地」行きに乗車、終点下車、徒歩20分
※復路の路線バスで室蘭駅前へ行く場合は「中央町」バス停留所(室蘭プリンスホテル前)で下車、室蘭駅まで350m |
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Hours
24 hours, all year round
24時間 (通年) |
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Price
Free!
入場無料 |
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