| Rebunge Coast Hiking in Winter |
| 礼文華(れぶんげ)海岸は豊浦町礼文華地区にある噴火湾沿いの海岸線。地の果てを思わせる断崖絶壁と奇岩が連なる豊浦町随一の景勝地で、1975年に新ルートが完成するまでこの険しい海岸線を室蘭本線の列車が走っていた。当時は室蘭本線随一の車窓風景が広がる区間として有名で、斉藤茂吉や与謝野鉄寛・晶子、伊藤整など、近代文学を代表する歌人や文人たちも礼文華海岸の風景を賞賛している。 |
| Rebunge Coast & Pref. Road 609 (Former Muroran Line) |
礼文華海岸の礼文華地区と大岸地区の間は道道609号大岸礼文停車場線が通っており、室蘭本線の礼文駅から大岸駅まで約4キロの道のりを歩きながら、断崖絶壁と奇岩が連なる風景を通年楽しむことができる。散策に適した季節は春から秋にかけてだが、海岸線が最も美しいのは水墨画のような風景が見られる真冬であろう。
豊浦市街と礼文華地区を結ぶ町営バスに乗車すれば、気軽に礼文華海岸の海岸線を満喫できるが、この区間の沿道には文学碑公園やカムイチャシ史跡公園、室蘭本線の旧トンネル跡などの見どころが点在しているので、天気の良い日であれば歩くことをおすすめしたい。 |
Literary Monument Park
文学碑公園 |
斉藤茂吉と与謝野鉄幹・晶子の記念碑が立つ。
＊斉藤茂吉歌碑
「礼文華に 連続したる 隧道を やうやく出でて 静狩の海」
近代短歌史上の巨匠である斉藤茂吉が50歳のとき、弟とともに中川町志文内に住む兄を訪れる旅行の際に詠んだ詩である。昭和7年9月3日のことだった。
＊与謝野鉄寛・晶子歌碑
「虻田駅で函館行の汽車に乗換えましたが、沿線の海岸の風景も、内浦湾の遠望も共に美しい事でした」
近代の詩歌人である与謝野夫妻が昭和6年5月に北海道を旅行した時の随筆である。夫妻が豊浦を通り過ぎたのは6月5日だった。 |
Kamuichashi Historical Park
カムイチャシ史跡公園 |
| 大岸駅から礼文華方面へ徒歩20分の茶津岬にあり、太平洋に突き出た岬全体が史跡公園として整備されている。大岸第二キャンプ場入口の室蘭本線側にある153段の階段を登ると、東屋の展望台にたどり着く。園内には木道や東屋が整備されており、室蘭本線や噴火湾、豊浦方面の海岸線や砂浜などを見渡すことができる。 |
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Address
Rebunge, Toyoura Town, Hokkaido, Japan
北海道虻田郡豊浦町礼文華 |
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Get in
60 minutes on foot from Okishi Station to Rebun Station, 25 minutes on foot from Okishi Station to Kamuichashi Historical Park
大岸駅から礼文駅まで徒歩60分、大岸駅からカムイチャシ史跡公園まで徒歩25分
From Toyoura Station or Okishi Station by bus: Get on Toyoura Town Bus Rebunge Line (礼文華線)
for Kokudo Iriguchi (国道入口), get off the bus at Kamuichashi Koen mae (カムイチャシ公園前),
1 minute on foot
豊浦駅前・大岸駅前から豊浦町営バス礼文華線「国道入口」行きに乗車、「カムイチャシ公園前」下車、徒歩1分 |
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Hours
24 hours, all year round except disaster or wtormy weather
24時間 (通年通行可) ※災害および悪天候時は通行止めの場合あり |
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Website
Timetable of Toyoura Town Bus
豊浦町営バス時刻表 |
Okishi Camping rounds near Kamuichashi Historical Park
大岸第一・第二・シーサイドキャンプ場 |
| カムイチャシ史跡公園の南北にまたがる海岸線のテントサイト。砂浜や岩場が広がっており、磯遊びやアウトドアに好適。内浦湾の夕日と夜景が特に美しいところだ。 |
Hours
1 Jun - 30 Sep
6月1日〜9月30日 |
Price
500 yen up to 2 people, 800 yen up to 9 people
2人まで500円、9人まで800円、10人以上1,000円。自動車利用の場合は駐車料金が別途必要。 |
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