礼文駅は豊浦町西部の礼文華地区にある無人駅。1990年代までは駅裏手の採石場で採掘されたバラストを積み出していた。
地名はアイヌ語の「レプンケ・プ」(沖へ突き出ているところ)に由来するもので、現在の礼文華海岸を示している。語源自体は宗谷地方の礼文島と同じであるが、当地との関連はない。 |
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Rebunge, Toyoura Town
虻田郡豊浦町礼文華 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 待合室 (無人駅) |
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Rebun Station
礼文駅の駅舎は1989年に改築された。 |
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Rebun Station
駅構内は2面3線で、列車の退避が可能な構造。 |
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礼文華漁港を中心とした小市街。かつては海水浴客で賑わいを見せていたようだ。礼文華海岸は豊浦町随一の景勝地で、1975年に室蘭本線の新線が完成するまでの間、礼文−大岸間の険しい海岸線を列車が走っていた。当時は美しい車窓風景が広がる区間として有名で、斉藤茂吉や与謝野鉄寛・晶子、伊藤整など、近代文学を代表する歌人や文人たちも礼文華海岸の風景を賞賛している。 |
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トンネルの安全を誓う碑
礼文駅の東側に位置する礼文浜トンネルでは1999年(平成11年)11月28日にコンクリート剥落で貨物列車の機関車が脱線する事故が発生した。同年12月4日に復旧工事か完了するまで長万部〜洞爺間を走る全ての列車が運休となった。当時は代替輸送の環境が整っていなかったため、事故による物流への影響が非常に大きかった。事故の記憶を風化させないよう、2000年に礼文浜トンネルの長万部側に「トンネルの安全を誓う碑」が建立された。除幕式の様子は北海道のローカルニュースで放送されている。 |
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In front of Rebun Station
礼文駅前。 |
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Rebunge Coast
礼文華海岸から眺める内浦湾。 |
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Rebunhama Tunnel
礼文華トンネル。海岸線の町道は室蘭本線の旧線跡。 |
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Rebunhama Tunnel
礼文浜トンネルの入口に立つ「トンネルの安全を誓う碑」。 |
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Rebunge Coast in winter
冬の礼文華海岸。 |
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Rebunge Seaside Campground 「礼文華海浜公園キャンプ場」 Mid Jul - Mid Aug
礼文華地区の海岸に設けられたキャンプ場。目の前に砂浜が広がり、礼文華海岸の美しい海岸美を満喫できる。内浦湾の夕日と夜景も美しい。開設期間は7月中旬-8月中旬。料金は大人1名500円。水洗トイレ・シャワーあり。 |
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