Large display tank |
標津サーモン科学館は根室地方標津町西部にあるサーモン(サケ科)をテーマとした科学館。標津川河川敷に立地する近代的な建物で、世界各地に生息するサケ科の魚類や標津町沿岸の魚介類を一同に観察できる。入館して一番最初に見える大水槽には海水が引かれており、世界各地のサケ科魚類や根室海峡に棲む魚たちを展示している。 |
Stream plaza |
サケ科魚類の展示数は日本一。標津川から水を引いてつくったガラス張りの魚道水槽では、川をさかのぼるサケやイトウの姿を観察できる。河川上流部の水源も忠実に再現しているので注目してみたい。 |
Sturgeon tank |
イトウやチョウザメなど、北海道の川に生息する魚の展示も充実。歯を持たないチョウザメの指パク体験も楽しめる。自分の指を差し出すと、チョウザメが指を餌だと思い込んで食いついてくるが、これは中々の迫力だ。 |
Let's to touch sea creatures |
海の浅瀬に住む生物に触れることもできる。 |
Shibetsu Wetland, view from the observatory |
サーモン科学館の見学後は、エレベータで高さ30mの展望室に上がってみよう。内陸側では標津湿原の雄大な風景を見渡せる。また、標津川のサケ捕獲施設に架かる歩道橋では8月中旬から11月中旬まで、サケが川を遡上する姿を橋上から観察できる。 |
Kunashiri Island, view from the observatory |
展望室からは天気が良ければ根室海峡の向こうに国後島が驚くほどはっきりと見える。根室海峡に面する国後島の海岸線には白亜の断崖絶壁が連なっており、イギリス南部の「ドーバーの白い崖」を連想させる。ここでは有料双眼鏡を利用する価値がありそうだ。 |
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Address
1-11 N1W6, Shibetsu Town, Hokkaido, Japan
北海道標津郡標津町北1条西6丁目1-11 |
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Hours
9:30 -17:00
*入館は16:30まで |
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Closed
1 Dec - 31 Jan, Wed (Feb - Apr & Nov, if the holiday: the next day)
12月1日〜1月31日、2月・3月・4月・11月の水曜(祝日の場合は翌日) |
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Price
Adult 610 yen / Over age 70: 500 yen / HS 400 yen / JS & ES 200 yen
/ Infant free
大人610円、70歳以上500円、高校生400円、中学生・小学生200円、幼児は無料 |
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Website
Shibetsu Salmon Museum
標津サーモン科学館 |
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Get in
From Shibecha Station or Nakashibetsu Terminal by bus: Get on Akan Bus for Shibetsu (標津) via
Kawakita (川北), get off the bus at Salmon Park Iriguchi (サーモンパーク入口), 2 minutes
on foot
標茶駅前または中標津ターミナルから阿寒バス「標津」行きに乗車、「サーモンパーク入口」下車、徒歩2分
From Shibetsu Terminal by bus: Get on Akan Bus for Shibecha (標茶), get off
the bus at Salmon Park Iriguchi (サーモンパーク入口), 2 minutes on foot
標津ターミナルから阿寒バス「標茶」行きに乗車、「サーモンパーク入口」下車、徒歩2分 |
Shibetsu salmon set meal at Salmon House |
サーモン科学館に隣接する標津観光開発公社のレストラン「サーモンハウス」では、標津産のサケをふんだんに使った本格サケ料理を味わえる。上の写真は標津の伝統的サケ料理を堪能できる「標津鮭定食」。シロザケの塩焼き、鮭の刺身「ルイベ」、鮭の氷頭なます、鮭の三平汁、イクラご飯などが付く。 |
Hours
10:00 - 15:00 |
Shibetsu Rivrside Sakurazutsumi Park
(Way to Pogawa Ruins Park, 40 minutes on foot from Salmon Museum) |
サーモン科学館と標津川河口の国道を右岸経由で結ぶ遊歩道「桜づつみ公園」。国道335号線を羅臼方面へ左折した先に標津町を代表する観光名所「ポー川史跡公園」がある。徒歩だと約40分の距離だ。サーモン科学館から伊茶仁カリカリウス遺跡を経由してポー川遺跡公園へと至る遊歩道もあるが、熊の生息域でもあることから現在は通行できない。 |
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