Japanese room since 1880 |
旧永山武四郎邸は札幌市中央区の複合商業施設「サッポロファクトリー」に隣接する旧邸宅資料館。1880年(明治13年)頃、北海道の開拓に貢献した屯田事務局長・永山武四郎の私邸として建てられた。鹿児島出身の武四郎は北海道に骨を埋める覚悟で開拓史麦酒醸造所(現在のサッポロビール)隣接地に975坪もの土地を買い、自宅を建て、墓地も手に入れていたという。建物内部は和室と洋室が直接つながっているのが大きな特徴で、和洋折衷のつくりは独特の趣きがある。 |
2nd floor |
1911年(明治44年)、土地・建物が三菱合資会社に買収され、1937年(昭和12年)ごろに建物北側部分を解体して旧三菱鉱業セメント寮を増築。旧永山邸は貴賓室として使用された。現在は新築部分の一部がお茶会などに使用されており、広々とした和室や応接間などを見学できる。 |
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