札幌市時計台は中央区の札幌市役所北側に佇む歴史的建築物。札幌を象徴する観光スポットで、国指定重要文化財や北海道遺産「開拓史時代の洋風建築」にも選ばれている。1878年(明治11年)に札幌農学校(現在の北海道大学)が兵学科を設置したことに伴い、生徒の兵式訓練や体育の授業を行うために建築された。正面入口に掲げられている「演武場」の額は岩倉具視が書いたものである。
毎時刻になると鐘の音が街なかに響き渡る。この鐘は建築当時から現在まで、保守を通して現役で使用されており、館内では時計台の歴史に関する展示などがある。開館時刻に入館すると、9時ちょうどに鳴り響く時計塔の保守や機械を見学することができるそうだ。
現在は周囲をビル街に囲まれ、「がっかり名所」などと揶揄する人もいるが、記念写真の撮影を手伝うボランティアスタッフがおり、暖かい会話が生まれるかもしれない。札幌駅行きの路線バスや都市間高速バスは「時計台前」停留所に停車する便が多いので、札幌市内や道内各都市からのアクセスも良い。 |
View from MN building observation deck (2nd floor) |
時計台の正面向かいに建つMNビル2階の展望テラスからは建物全体を綺麗に見渡せる。(案内看板あり) |
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Address
1-1 N1W2, Chuo Ward, Sapporo City, Hokkaido, Japan
北海道札幌市中央区北1条西2丁目1-1 |
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Get in
2 minutes on foot from Odori Subway Station exit 2, 10 minutes on foot from Sapporo Station South Gate
地下鉄大通駅2番出口から徒歩2分、札幌駅南口から徒歩10分 |
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Hours
8:45 - 17:10
入館は17:00まで |
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Closed
4th Mon (if the holiday: the next day), 29 Dec - 3 Jan
第4月曜(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月3日 |
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Price
Adult 200 yen / Under JS free
大人200円、中学生以下は無料 (生徒手帳の提示が必要) |
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Website
Sapporo Clock Tower
札幌市時計台 |
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