Odori Park West 3 District & Sapporo TV Tower |
大通公園は札幌市中心部の東西約1.5kmに広がる特殊公園。札幌中心部を代表する観光スポットで、1909年に整備された西1丁目から西12丁目までの区画に、街路樹が美しい歩道、噴水広場、花壇などが配されている。春から夏にかけて咲く花々は種類が豊富でよく手入れされており、年間を通して様々なイベントが開催されていることなどから、国内外から大勢の観光客が訪れる。 |
Spring / Lilac Festival, Late May |
春の大通公園は4月下旬に花壇が整備され、噴水が稼動を開始。5月に入ると桜やレンギョウが咲き始め、新緑美しい5月下旬にはチューリップやツツジ、ライラックが見ごろを迎える。大通公園の花々は「さっぽろライラックまつり」(5月下旬)の開催期間中が種類豊富で美しい。 |
Summer / Sapporo Summer Festival, 21 Jul to 20 Aug |
夏は最も過ごしやすい季節。風通しのよい芝生やベンチでくつろいだり、歓談する市民や観光客が見受けられる。6月下旬から7月上旬には「花フェスタ札幌」が開催され、毎年7月21日から8月20日までの「さっぽろ夏まつり」期間中には屋外ビアガーデンが設置される。また、夏祭り後半の8月中旬には北海盆踊りも行われ、夏の活気はピークを迎える。 |
Autumn / View from Sapporo Archves Museum |
秋は暑さもだいぶ和らいで、ちょっとした肌寒さも感じる季節。空は高く澄み渡る日が多くなり、木々の葉も徐々に色づき始めて秋の気配を実感できることだろう。9月中旬から10月上旬には、北海道と札幌の食を楽しむ祭典「さっぽろオータムフェスト」が開催される (近年はかなり混雑しているようだ)。10月中旬〜11月上旬には木々の紅葉が見ごろを迎える。 |
Year-end / White illumination & Christmas Market |
年末は雪がちらつき始め、公園を歩いていると寒さが身にしみる。園内の噴水や花々も姿を消し、しばし寂しい雰囲気になるが、11月下旬に入ると「さっぽろホワイトイルミネーション」と「ミュンヘンクリスマス市」という2大イベントが同時に開催され、再び市民や観光客で活気を取り戻す。ミュンヘンクリスマス市では札幌の姉妹都市であるドイツ・ミュンヘン市はもちろんのこと、ロシア・リトアニア・フィンランドなどから出展するクリスマス関連商品も揃う。ホワイトイルミネーションでは雪とのコラボレーションを見ることができれば幸運だ。 |
February / Sapporo Snow Festival |
世界最大規模といわれる雪像の祭典「さっぽろ雪まつり」は2月上旬から1週間に渡って大通公園の全区画でスタート。大規模かつ非常に精巧な雪像を数多く製作する技術を持っているのは世界中でも札幌くらいらしく、特に海外からの観光客は精巧な雪像に感動するという。また、国際雪像コンクールは様々な外国人と触れ合えるとあって、最近は観光客から人気を集めているようだ。雪まつりが終了すると雪像はすぐに取り壊されて園内への立ち入りができなくなり、大通公園は雪解けが終わる早春までしばしの間、静かな時が流れる。 |
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