Bank of Japan Otaru Museum & Otaru Wall Street |
日本銀行旧小樽支店金融資料館は2002年(平成14年)9月16日に廃止された日本銀行小樽支店を改装してオープンした金融資料館。北のウォール街に面しており、金融資料館の隣接地には市立小樽文学館・小樽美術館や旧手宮線跡がある。堺町通りや小樽運河にも比較的近い。
竣工は1912年(明治45年)7月27日。建物の設計者は日本銀行本店や東京駅を設計した辰野金吾。実際はレンガ造りであるが、外装は石造り風としたことが特徴だ。支店廃止翌日の2002年9月17日、小樽市の文化財に指定された。 |
Former Bank Counters (1912 - 2002) |
資料館に入ると、まずは受付で簡単な記帳を済ませよう。天井まで吹き抜けとなっている歴史展示ゾーンには現役時代の重厚で長大な銀行窓口が残されており、日本銀行の歴史や北海道における日本銀行の役割に関する資料やパネル展示、旧紙幣のコレクションがある。かつては道内各地に日本銀行の支店が設置されていたことに驚くかもしれない。 |
Bank Valut |
業務展示ゾーンでは日本銀行の業務内容を中心に展示。建物の一番奥には2002年まで実際に使用されていた金庫を公開しており、当時の様子を再現。1億円の模擬パックを手で持ち上げることのできるコーナーもある。 |
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