菊水駅は豊平川東岸の白石区菊水地区にある地下鉄駅。ホーム壁面は地名や豊平川を意識した青色系のタイルが貼られており、全長500mにもおよぶ地下コンコースは極めて広々としている。国立病院機構北海道がんセンターや勤医協札幌病院、北海道札幌東高校の最寄り駅であるため、通院・病院関係者や高校生の利用が多い。
当駅とバスセンター駅の間では豊平川の下を通過することから河川部分が上下線に分かれており、当駅から約300m大通側に防水扉が設置されている。 |
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2-2, Kikusui, Shiroishi Ward, Sapporo City
札幌市白石区菊水2条2丁目 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 駅務室
- 自動券売機
- キヨスク |
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Underground
全長500mの地下コンコース。 |
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菊水という地名は当地の農場地主であった菊亭公爵の「菊」、豊平川の「水」にちなんで名付けられたとされ、1954年に正式な地名となった。古くはリンゴ園が広がっていたが、1920年(大正9年)の北海道大博覧会開催に伴って薄野(すすきの)から遊郭が移転し、現在の国道36号線交差点−菊水駅1番出口付近−菊水公園の間(通称・大門通)には約30軒の妓閣が軒を連ねていたという。
そのため、遊郭東門には北海道庁立白石治療院(後に札幌市助産所、現在は菊寿園)が設けられていた。白石治療院に由来する時代背景からか、現在の菊水地区には勤医協札幌病院や国立病院機構北海道がんセンターなどの大型医療機関が立地している。 |
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Cherry blossoms of Shiroishi Park, early May
白石区菊水上町にある白石公園。5月上旬頃にエゾヤマザクラやソメイヨシノ、八重桜、シダレザクラの花々が咲く。 さらに詳しく >> |
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