上野幌駅は札幌市厚別区と北広島市の境界に位置する有人駅。開業当初は現在地から西へ約1kmの場所(現在の厚別南公園テニスコート)に駅が設けられていた。駅構内には北海道鉄道時代から育てられてきた水松・つつじ・ダリアが美しかったという。1967年の国際観光年には優良駅にも選ばれた歴史を持つ。
現在の駅は千歳線の新線切替に伴って1973年に移転・開業したもの。駅構内には上下列車の退避が可能な2番線が設けられている。開業当初から長らくは無人駅だったが、駅周辺の市街化で利用客が年々増加し、1998年にプレハブ風の駅舎を持つ有人駅となった。私立札幌日大中学・高校の最寄り駅で、朝夕は高校生の乗降が多い。 |
|
|
|
Kaminopporo, Atsubetsucho, Atsubetsu Ward, Sapporo City
札幌市厚別区厚別町上野幌 |
|
Hours:
7:00 am - 5:20 pm |
|
Services:
- みどりの窓口
- 自動券売機 |
|
|
View Larger Map
|
|
|
Kaminopporo Station
上野幌駅を通過するJR東日本の軌道検測車「East i-D」。 |
|
Kaminopporo Station
駅ホームの千歳側は市道厚別東通線の上部に位置する。 |
|
|
地名はアイヌ語の「ヌプ・オル・オ・ペツ」(野中の川)に由来するもの。かつての駅所在地が野津幌(のっぽろ)川の上流にあったことから、上野幌と名付けられた。1990年代半ばまでは駅前に国道275号線が通り、その先に私立札幌日大高校の大きな校舎がポツンと建つくらいの地域であった。旧千歳線の線路跡を活用したサイクリングロードも上野幌駅手前の沢地(現在の厚別東通付近)で途切れており、その先に千歳線の旧線跡が続いていた。 |
|
しかしながら、1998年頃から日大高校を囲むようにして北広島市虹ヶ丘団地の本格的な造成を開始。2000年代以降は厚別東通や札幌恵庭サイクリングロードも開通して交通の便が大幅に向上し、市街地が急速に発展した。それでも駅から少し離れると、昔ながらの里山風景が随所に残っている。 |
|
Tobu Park
広大な里山が広がる東部緑地。 |
|
|
さらに詳しく >> |
|
Sapporo-Eniwa Cycling Road
札幌恵庭自転車道路。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Nearby Hotels
上野幌駅周辺の宿・ホテル |
|