美幌駅は美幌町で唯一の鉄道駅。かつては当駅と北見相生を結ぶ国鉄相生線の接続駅で、阿寒国立公園北側の玄関口として賑わいを見せた。相生線は1985年に廃止され、当駅から分岐していた日本甜菜製糖美幌製糖所の専用線も1990年に営業を終了した。現在の駅舎は1985年12月に改築されたもので、美幌町特産のカラマツ材を外壁に使用している。
駅舎1階には美幌観光物産協会、2階には美幌林業館を併設。かつては相生線の交通記念館も存在した。駅構内には列車の行き違いが可能な2・3番線の島式ホームがあるが、相生線の列車が発着していた駅舎側の1番線は現存せず、欠番となっている。 |
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3, Shinmachi, Bihoro Town
網走郡美幌町新町3丁目 |
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Hours:
8:00 am - 6:00 pm |
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Services:
- みどりの窓口
- 美幌観光物産協会・物産館「ぽっぽ屋」
- 美幌林業館 |
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Bihoro Station
国鉄時代の面影を残す美幌駅の2・3番ホーム。 |
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Bihoro Station
かつては駅舎側に相生線の1番線が存在した。 |
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Waiting room
美幌駅の待合室。キヨスクは2008年に閉店した。 |
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Souvenir Shop
美幌駅に併設の物産館「ぽっぽ屋」。 |
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美幌町は北見と網走の中間に位置する人口21,000人の大きな町。オホーツク地方では5番目に人口が多く、農業や林業などの1次産業が盛ん。町内には自衛隊の駐屯地や日本甜菜製糖美幌製糖所などもあり、駅から1.5km南側に離れた中心街は比較的賑わっている。相生線の廃止時までは美幌町役場付近に旭通仮乗降場が存在した。 |
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地名の由来
アイヌ語の「ぺ・ポロ・ペッ」(水の多い川)が転訛したもの。当地は数多くの清流が合流し、水量が豊富であったために名付けられたものである。 |
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In front of Bihoro Station
美幌駅前には郵便局がある。 |
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Memorial monument
美幌駅開駅60年記念で設置された蒸気機関車の動輪モニュメント。 |
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Bohoro Forestry Museum
美幌林業館では標本木や木工品、町の風景などを紹介している。入館無料なので、列車の待ち時間に立ち寄ることも可能だ。 |
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Poppoya 「物産館ぽっぽ屋」 Inside Bihoro Station
美幌駅に併設の物産館。美幌町の特産品や木工芸品などを取り揃えている。
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