遠軽駅は紋別郡遠軽町の中心部に位置する有人駅。かつては遠軽と名寄を紋別経由で結ぶ名寄本線の接続駅として賑わいを見せたが、1989年に廃止された後は石北本線がスイッチバックする構造の駅となった。特急オホーツクや特別快速きたみは当駅で進行方向が逆向きになる。特徴的な構内配線となった背景には、名寄から遠軽を経由して北見に至るルートが先に開業し、後に旭川と遠軽を結ぶルートが後に開業したという歴史にある。
当駅を経由する貨物列車はスイッチバック方式による機関車付け替え作業を省くため、貨車の前後に機関車を各1両ずつ連結するプッシュプル方式が用いられている。 |
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1, Minami, Iwamidori, Engaru Town
紋別郡遠軽町岩見通南1丁目 |
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Hours:
7:35 am - 7:50 pm |
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Services:
- みどりの窓口
- 自動券売機
- コインロッカー
- キヨスク
- 駅そば
- 駅弁 (かにめし) |
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Engaru Station
国鉄時代の面影を存分に残す遠軽駅の駅舎。歴史的評価も高い。 |
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Information board
ホームには紋別・名寄方面行きの案内欄が現存している。 |
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遠軽はオホーツク地方の内陸中央部に位置する人口約22,000人の大きな町。オホーツク地方では4番目に人口が多く、遠軽信金や遠軽駐屯地、遠軽厚生病院、遠軽高校、北海道家庭学校などの施設や学校も存在することから、地方都市と同等規模の市街地と機能を有している。
かつての旧白滝村、旧丸瀬布町、旧生田原町は遠軽町から分村して誕生した自治体だったが、2005年の町村合併で1925年以前の姿に戻った。1つの自治体に4つもの特急停車駅(白滝・丸瀬布・遠軽・生田原)が存在するのは、北海道では遠軽町が唯一である。 |
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地名の由来
アイヌ語の「インカルシ」、すなわち「インカル・ウシ・イ」(見る・いつもする・所)に由来するもので、駅の後方にそびえ立つ高さ78mの巨岩「がんぼう岩」のことを指している。 |
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In front of Engaru Station
遠軽駅前。 |
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Central Engaru
国道沿いの中心街。 |
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Cosmos Garden in Engaru Park
太陽の丘えんがる公園のコスモス畑。9月が見ごろ。 |
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Karaoke 「カラオケ」 11:00 am - 3:00 am, to 5:00 am weekend
遠軽駅南側のがんぼう岩を見渡す踏切近くにある「歌屋」(岩見通南3丁目の遠軽商工会議所前)は駅前唯一の和風カラオケ店。11時-翌朝3時、金曜・土曜・祝前日は翌朝5時まで営業。駅から徒歩7分。 |
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Engaru Rock Valley Ski Area 「えんがるロックバレースキー場」
遠軽駅前から丸瀬布行きの路線バス(1日3往復)で約15分。遠軽市街やオホーツク海を見渡すスキー場。本格的なクロスカントリーコース(4km)、スノーボードのハーフパイプ、無料ボブスレー・そり広場などもある。4時間券2,100円、1日券2,900円。 |
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Engaru Post Office 「遠軽郵便局」 24 hours
遠軽駅前から国道を紋別方面へ徒歩5分。郵便窓口は24時間営業。ATMは平日8時45分-19時、土曜・日曜・祝日9時-17時。国際送金・外貨両替可。
Engaru Kosei Hospital 「遠軽厚生病院」 8:30 am - 3:30 pm
遠軽駅前の交差点を左折して徒歩5分。外国人を含む一般の外来受診可。 |
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