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サハリン旅行案内
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サハリンの概要

サハリンの概要
サハリンはユーラシア大陸東部のオホーツク海に位置するロシア連邦最大の島。面積は76,600平方キロ(北海道の約9割)、南北の長さは900km(東京から福岡までの距離に相当)に及ぶ。人口は約50万人で、政治・文化・経済の中心地である州都ユジノサハリンスクには全人口の3分の1以上にあたる約18万人が暮らす。

民族構成
人口約50万人のサハリンは118の多民族で構成されており、「移民の島」という別称を持つ。そのうちロシア人が約80パーセントで最も多く、次いで朝鮮半島とウクライナ出身者があわせて約10パーセント、そのほかにタタール人やベラルーシ人、日本人などが住む。また、ニブヒ・ウイルタ・ナナイ・エヴィンキ・オロチなど、独自の文化風習を持つ北方少数民族も居住している。

公用語
ロシア語が使われている。英語は外国人宿泊客が多いホテルなどを除いてほとんど通じない。また、英語メニューがある飲食店=英語が使えるという訳ではなく、「One」や「Two」といった言葉が通じないことも多々ある。なので、身振りと手振りを交えながら、片言のロシア語を使う意識を持つことがとても重要だ。
また、ロシア語に用いられているキリル文字を一通り読むことができるようになると、意味合いは分からなくとも発音が可能となる。これはキリル文字が発音記号としての役割を兼ねているためで、英語とほぼ同じ発音をするロシア語に関しては、文字を読むことで意味合いを理解できる。旅行前にロシア語の基礎知識があまり理解できなくとも、簡単な基本会話やキリル文字の読み方は現地で自然と身に付いていくことであろう。

時差
日本との時差は2時間で、サハリンのほうが2時間進んでいる。
モスクワとの時差は7時間。現在、ロシアにはサマータイムが設定されていない。
日の出と日の入りが遅いという特徴があり、6月は夜の21時過ぎに日没を向かえ、22時過ぎまで空が暗くならない。9月上旬であっても日没時刻が20時頃と遅く、外出先でのディナーやナイトライフを満喫できることであろう。一方で日の出時刻も遅く、9月上旬は午前7時ごろ、12月下旬は午前9時近くに太陽が顔を出す。

気候
日本海とオホーツク海の寒流が影響することから、北緯50度前後の同緯度地域(パリ・ウィーン・ブダペスト等)などと比較すると寒冷である。気候は北海道北部と極めてよく似ており、ユジノサハリンスクの気候は北海道旭川市とほぼ同じと言われている。
旅行に最適な季節は7月から9月中旬頃までの間で、平均気温は16度前後と非常に涼しく過ごしやすい日々が続く。朝夕と9月は気温が下がるので、温度調整ができる長袖の衣服を一枚持参していくと良いだろう。また、この季節は虫や蚊が特に多いので、虫除けスプレーなどを持参しておきたい。
ユジノサハリンスクの冬は冷え込みが厳しく、平均気温は氷点下10〜15度前後で推移する。この季節は演劇鑑賞やウィンタースポーツ、氷上での海釣りなどの人気が高いそうだ。

産業・経済
主力産業は「サハリンプロジェクト」に代表されるエネルギー産業(石油・天然ガス)で、州都ユジノサハリンスクは「ロシア極東で最も景気の良い都市」と称されるなど、極めて好調な経済発展が続いている。漁業や水産加工業も比較的安定しているが、一方で農業や林業はあまり振るわない。
経済成長に伴って物価は右肩上がりを続けているが、人々の購買意欲はそれ以上に旺盛で、好調なサハリン経済を支える原動力のひとつとなっている。

自然
サハリンの約5割が森林地帯。南部は広葉樹や白樺など目に付くが、北部へ進むと針葉樹林(タイガ)の割合が多くなる。人口密度が低く、海岸部や山間地域の開発があまり行われなかったことから、手付かずの自然や生態系が多く残っており、それらの多くが自然保護区に指定されている。このような地域を訪れると「現実と空想との境がなくなる」と言う。


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220 V
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通信手段
Transportation
交通機関
Map of Sakhalin Island
サハリン島の地図

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