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Sakhalin Regional Museum
サハリン州立郷土博物館
サハリン州立郷土博物館
Сахалинский Областной Краеведчеслий Музей
サハリン州立郷土博物館はユジノサハリンスク中心街のコミュニスチチェスキー大通り29番地にある博物館。日本統治時代に旧樺太庁博物館として開館した和式城郭風の外観が大きな特色で、ユジノサハリンスクを代表する見どころのひとつとして市民や観光客に親しまれている。
博物館外観
Sakhalin Regional Museum Entrance Gate
建物や前庭は極めて綺麗に整備、維持管理されている。 博物館の入口に鎮座している狛犬は旧樺太神社から移設したもの。

Front Garden Back Garden
地元の新婚夫婦が結婚式の後に記念撮影で立ち寄る人気スポットだ。 和洋折衷の趣きが感じられる裏庭。ちょっとした散策路が設けられている。
博物館内部
郷土博物館の正面に向かって一番左手の大きな扉を開けると入場券売場の窓口がある。入場料は1人50ルーブルで、館内資料を写真撮影する場合には追加で100ルーブルを一緒に支払う。写真撮影に関しては、受付係員のほうからカメラの絵を指差して撮影するかどうかを尋ねてくれるので、撮影を希望する場合は「Да(ダー)」と一言告げればよい。(基本的に館内係員はロシア語のみが通じる、英語はほとんど通じない)
館内資料の展示解説はすべてロシア語表記のみ。しかしながら、展示資料の魅せ方が極めて明快かつ分かりやすいので、キリル文字が読めれば、大まかな展示内容を理解することができるであろう。展示室は時代ごとによく整理されているので、
1階左手(サハリンの自然と生態系)→
1階右手(サハリンの考古資料と先住民族の暮らし)→
2階中央(樺太・サハリンを訪れた探険家の軌跡)→
2階右手(サハリン入植と流刑の歴史、日本統治時代の南樺太と第2次世界大戦)→
2階左手(旧ソ連時代下のサハリン、およびサハリンプロジェクトの概要)
の順番にめぐると良いようだ。地下1階の展示室は整備中の模様。1階正面の部屋は特別展示室らしく、ここだけは特別展の入館料を窓口で購入する必要がある。
Desmostylus fossil replica Brown Bears
最初に出迎えてくれるのが絶滅した哺乳類「デスモスチルス」の化石レプリカ。 サハリンの自然と生態系の展示室。巨大なヒグマのはく製は見ごたえ十分。

Exhibition of Northern Pepoles Exhibition of Northern Pepoles
整然とディスプレイされたサハリンの考古資料と先住民族の展示室。 アイヌやニブフなど、北方先住民族に関する資料展示が大変充実している。

Panel display of explorers Border Stone of Japan & Russia
サハリン・樺太を訪れた探険家たちの歴史を紹介するパネル展示。最上徳内や間宮林蔵、松浦武四郎も紹介されている。 かつて北緯50度の日露国境線に置かれていた天1号標石。レプリカの天3号標石も展示されている。

History of settlement & penal colony Exhibition of USSR
サハリンの入植と流刑の歴史資料室。 旧ソビエト連邦時代の資料も数多い。
Sights in Yuzhno-Sakhalinsk ユジノサハリンスクの見どころ
Address
Kommunisticheskiy Prospekt 29
コミュニスチチェスキー大通り29
Hours
11:00 - 18:00, to 20:00 Sat
11:00〜18:00 (土曜は20:00まで)
※入館受付は閉館時刻の30分前まで
Closed
Mon
月曜
Price
50 RUB / Photography + 100 RUB
50ルーブル (写真撮影は別途100ルーブル)
Website
Sakhalin Regional Museum (en)




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