茶内駅は浜中町茶内地区にある無人駅。1927年(昭和2年)に開業した浜中町営軌道の接続駅として発展し、駅前には市街地が形成された。浜中町営軌道は茶内から上風連、西円朱別、別寒辺牛への路線を有し、牛乳の運搬や通学生の輸送などを行ったが、輸送量や貨物の減少で1972年3月31日に廃止。浜中町営軌道の廃止によって、北海道から殖民軌道は全て姿を消した。
駅構内には列車の行き違い設備があり、線内を走る全ての普通・快速列車が停車(かつては急行「ノサップ」の停車駅だった)。列車の折り返し運転も可能で、2000年代前半には臨時列車「厚岸湖白鳥ノロッコ号」や「厚岸湖バーベキュー号」の始発・終着駅となった。 |
|
|
|
|
|
Midori, Chanai, Hamanaka Town
厚岸郡浜中町茶内緑 |
|
Hours:
First train - Last train |
|
Services:
- 待合室 (無人駅) |
|
|
View Larger Map
|
|
|
Chanai Station
茶内駅に停車中の根室行き快速列車。 |
|
Chanai Station
浜中町簡易軌道のレールが展示されている。 |
|
|
|
|
茶内地区は浜中町第二の市街地を有する地域で、駅前から国道44号線交差点までの道道沿いには商店街が形成されている。駅前で買物をするなら、駅前通2つめの交差点を右折した先に位置する「Aコープはまなか」が便利であろう。近年まで茶内駅前から霧多布温泉行きの路線バスが接続していた。 |
|
茶内湿原
茶内駅から北西方面0.7キロ先にある小湿原。面積は1.8ヘクタールと小規模で、知る人ぞ知る小湿原。駅前に案内看板がある。霧多布湿原同様、植物が完全に腐ることなく積み重なって形成されている湿原で、タンチョウなどの珍しい動植物を観察できる。湿原内には砂利道が設けられているので、道沿いから湿原を観察しよう。
観察できる主な動物はタンチョウ、オオジシキ、エゾサンショウウオ。観察できる主な植物はワタスゲ、モウセンゴケ、ツルコケモモ。 |
|
|
|
|
In front of Chanai Station
茶内駅前の市街地。 |
|
Chanai Wetland
冬の茶内湿原。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Nearby Hotels
浜中駅近郊の宿・ホテル |
Pension Porch
ペンション ポーチ |
|
Jalan.net |
From 7,875 yen per night |
霧多布湿原に隣接し、海から昇る朝日や湿原に沈む夕日が眺められるペンション。カヌー体験や無人島ツアーを開催。茶内駅から送迎あり(要予約)。 |
> 今すぐ予約 |
Suzuki Ryokan
鈴木旅館 |
|
Jalan.net |
From 4,200 yen per night |
厚岸駅から厚岸大橋を渡った先に立地する旅館。厚岸の海の幸や特産の牡蠣料理、秋にはサンマの刺身を味わえる。 |
> 今すぐ予約 |
|