初田牛駅は根室市西部の初田牛地区にある無人駅。線路の北側は防風林に囲まれており、根室本線新吉野駅や初田牛駅と同様の簡素な待合室が設けられている。駅周辺は酪農地帯で集落を形成していないため、駅の利用者は非常に少ない。そのため、一部の普通列車は通過する。最近は当駅からのフットパスコースが整備されたため(一部区間を除く)、旅行者の利用もあるようだ。
地名はアイヌ語の「ハッタラウシ」、すなわち「オ・ハッタラ・ウシ」(川口に淵のあるところ)に由来する。現在もその深い淵は存在するという。どことなく酪農地帯を連想させる地名ではある。 |
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Hattaushi, Nemuro City
根室市初田牛 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 待合室 (無人駅) |
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Hattaushi Station
初田牛駅の待合室。 |
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Hattaushi Station
初田牛駅を後にする釧路行き普通列車。駅構内に側線が残っている。 |
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駅前にはかつて酪農家が点在していたようであるが、早い時期から過疎化が進み、駅周辺は完全に無人の地となっている。巨大な無線中継所のそばに建つ小さな神社と集会所に、往時の面影が見られるのみで、かつての姿を想像するのは難しい。駅の右手にはかつて初田牛小学校が存在した。細い砂利道を直進すると道道1127号初田牛厚床線が通っており、砂利道を更に直進すると広々とした牧場風景を見渡せる。 |
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In front of Hattaushi Station
初田牛駅前。巨大な無線中継所が立つ。かつては駅前交差点の右手に初田牛小学校が存在した。 |
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In front of Hattaushi Station
初田牛駅南側の道道142号線根室浜中線交差点。夏場にはライダーの姿を多く見かける。 |
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Snow shelter
初田牛駅近くの道道交差点付近にある立派なスノーシェルター。夏は用を成さないが、冬季の地吹雪(ブリザード)発生時には車の一時待避所となる。 |
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Hattaushi area
初田牛駅前の道をしばらく歩いていくと酪農風景が広がり、天気が良ければ遠くに風連湖が見える。 |
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