新夕張駅は夕張市紅葉山地区の高台にある特急停車駅。石勝線の夕張支線が分岐する駅で、ホームは駅舎から階段を上った2階にある。新夕張駅と新得駅の間は特急列車のみが運行されているため、この区間内のみの利用であれば、普通乗車券(一日散歩きっぷ・青春18きっぷ・北海道&東日本パスを含む)のみで、特急列車の自由席に乗車できるという特例が設けられている。そのため、休日や行楽シーズンは当駅で途中下車する旅行者が多い。
石勝線の開業以前は紅葉山駅を名乗っており、旧夕張線の登川支線が分岐していた。かつての駅跡地は国道側に広がっており、現在は駐車場や道の駅などに活用されている。 |
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Momijiyama, Yubari City
夕張市紅葉山 |
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Hours:
7:25 am - 3:30 pm, closed Holiday |
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Services:
- みどりの窓口
- 自動券売機 |
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Shin Yubari Station
駅ホーム。 |
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Ticket Office
改札口と自動券売機。 |
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新夕張駅の所在地である夕張市紅葉山地区は国道274号線と国道452号線、道東自動車道の夕張I.C.が合流する交通の要所。国道沿いに紅葉山の市街地が形成されており、道の駅や旅館、居酒屋、コンビニエンスストア2軒、ガソリンスタンド、市営住宅などが建ち並ぶ。旧夕張線の紅葉山駅(新夕張駅の前身)は現在の駅前駐車場付近にあり、紅葉山神社の先で登川支線と分岐していた。国道交差点に立地するコンビニエンスストア「セイコーマート」は、旧夕張線の登川支線跡地に建てられたものである。 |
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石勝線・旧楓駅
1981年の石勝線開業に伴って開設された無人駅。夕張線登川支線(紅葉山−登川)の廃止に伴う旧楓駅の代替駅としての役割を担っており、列車行き違い設備、および本線とは独立した駅待合室と普通列車専用ホームを有していた。石勝線開業当時は楓地区の人口も比較的多く、新夕張−楓間には1日6往復の普通列車が設定されていた。列車の本数は年々減少したが、1990年代後半までは一定の利用客がいたようだ。
しかしながら過疎化の進行で利用客は年々減少し、2001年には日曜運休の普通列車が1日1往復運行されるのみとなった。楓駅が世間の注目を集め始めたのはこの頃である。1日1往復となった後も、新夕張駅前のAコープ(夕張メロード)に通勤する定期利用客が存在したが、2004年3月に廃止され、信号場へと格下げされた。 |
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Cenotaoh of Sekisho line
新夕張駅前に建つ石勝線建設工事殉職者慰霊の碑。 |
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Momijiyama Shrine
紅葉山神社。本殿の正面左手を旧夕張線の線路が通っていた。 |
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Former Kaede Station
2004年3月の楓駅廃止直前には新夕張発の臨時列車が運行され、全国から訪れた鉄道ファンで大いに賑わった。 |
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Former Kaede Station
石勝線の本線上にも旅客用ホームが設けられていたが、定期列車が客扱いを行うことはなかった。ホーム自体は現存している。 |
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