トマム駅は占冠村の東部に位置するトマムリゾートの玄関口。1981年の石勝線開業時に「石勝高原」駅と名付けられたが、駅の北側に位置するトマムリゾートの開発が進み、駅名よりもリゾートの名前が有名になったため、1987年に現在の駅名へと改めた。上トマム地区や南富良野町からの利用客も少なくない。
下りホームの札幌側に建つJRの駅舎は無人駅で、ホームから約150m離れたトマムリゾート内のインフォメーションセンター(右の写真)1階に「みどりの窓口」が設けられている。トマム駅とインフォメーションセンターの間は歩行者用の連絡通路で結ばれているが、このような形態の駅は全国的に見ても極めて珍しい。 |
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Tomamu, Shimukappu Village
勇払郡占冠村トマム |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- みどりの窓口 (トマムトラベルセンター)
- 待合室
- 星野リゾートトマム行きの無料送迎バス |
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Tomamu Station
トマム駅に到着する帯広行きの特急列車。 |
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Waiting room
JRの駅舎は帯広方面行きホームの札幌側にある。 |
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トマム駅からトマムリゾートへのアクセス
トマムリゾートはトマム駅から離れた場所に位置しているため、観光シーズンには始発から最終までの列車到着に合わせて、駅前から無料送迎バスが運行されている。観光シーズン以外の利用や、占冠村営バスでトマム駅に到着した場合は、帯広方面行きのホームに設けられたリゾート専用の内線電話からバスを呼び出すことも可能だ。徒歩で訪れる場合、駅の連絡通路から各ホテルのフロントまで約20分を要する。 |
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地名の由来
アイヌ語の「トマム」(湿地・泥炭地)に由来する。旧地名や漢字では「苫鵡」という文字をあてており、現在も上トマム地区の苫鵡神社や胆振苫鵡簡易郵便局などにその名を見ることができる。 |
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Tomamu Information Center
トマムインフォメーションセンターとトマム駅の間は連絡通路で結ばれている。インフォメーションセンターからリゾートの無料送迎バスを呼ぶことも可能だ。 |
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Shimo Tomamu area
羊が放牧されている下トマム地区の風景。背後に見えるのは石勝線ホロカ信号場(旧トマム信号場)のスノーシェルター。 |
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Tomamu Resort Golf Course
トマムリゾートのゴルフコース。 |
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Tomamu Ski Area 「トマムスキー場」
トマム駅に直結する北海道最大規模のスキーリゾート。標高1,239mのトマム山を中心に全17コースが設けられており、十勝や日高の山並みを眺めながらウィンタースポーツや各種アクティビティが楽しめる。リフト11本・最大斜度35度・最長滑走距離4,500m。4時間券3,900円、1日券4,800円、2日券9,000円、その他各種料金設定あり。
Unkai Terrace (Sea of clouds) 「雲海テラス」 5:00 am - 8:30 am, Jun - Early Oct
トマム山のゴンドラ終点付近(標高1,088m)に設けられる夏季・秋季限定の眺望テラス。一定の気象条件が整うと、日高や十勝の山麓に広がる雲海の大パノラマを見ることができる。6月下旬から9月末まではゴンドラ山頂駅舎からトマム山山頂への登山(標高差150m・全長600m・所要片道約40分)も可能だ。ゴンドラの営業期間は6月1日から10月上旬の連休まで。運行時間は午前5時-8時30分。ゴンドラ往復大人1,800円、こども1,200円、ペット500円。予約は不要。
Rafting on the Mukawa River 「鵡川のラフティング」
占冠村を代表するアウトドアアクティビティ。奥トマム地区から太平洋へと注ぐ一級河川「鵡川」をゴムボートで下るツアーで、北海道随一の迫力ある激流を体験することができる。特に占冠中央からニニウまでの区間は、赤岩青巌峡を中心とした荒々しくも美しい渓谷美を堪能できる人気のコースだ。ラフティングツアーは上トマム地区の「FUN(ファン)」、字占冠地区の「NAC(ナック)」、湯の沢温泉の「NOASC(ノーアスク)占冠」、日高町千栄地区の「HOA(北海道アウトドアアドベンチャーズ)」の各サポート団体が主催している。詳細は村役場公式サイト「占冠村の体験メニュー」も参照のこと。 |
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Ice Village 「アイスビレッジ」 Late Dec - Early May
12月末から3月上旬までトマムリゾートに設けられる氷の街。メロン型のアイスドームや氷の教会など、雪と氷で形づくられ、色鮮やかな光線で照らし出されたアイスビレッジは一種の芸術作品的な趣きがある。アイスドームは「アイスシェル」という建築工法を用いており、大学との共同研究によって1990年代後半に誕生した。入場無料。17時-22時。 |
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