篠路駅は札幌市北区篠路町にある有人駅。1955年に札幌市と合併するまでは旧篠路村の代表駅で、国鉄時代からの駅舎には貫禄がある。古くは特産の札幌玉ねぎや牛馬の貨物輸送が盛んで、1957年から1974年までは旧石狩町生振(おやふる)地区産出の原油を室蘭市本輪西駅へ輸送する日本石油専用線も存在した。
旧篠路村が札幌市に合併されて以降は市街地化が進み、近年まで駅西口には味わい深い赤レンガ倉庫や札幌軟石を用いた石造り倉庫が建ち並んでいたが、2007年以降の再開発でマンションに生まれ変わった。昔懐かしい雰囲気の駅舎は、いつまでも残ってほしいものである。 |
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4-7, Shinoro, Kita Ward, Sapporo City
札幌市北区篠路4条7丁目 |
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Hours:
5:40 am - 11:00 pm |
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Services:
- みどりの窓口
- 自動券売機 |
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Waiting room
国鉄時代の面影を残す待合室。 |
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Shinoro Station west gate
篠路駅西口。 |
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篠路は1858年(安政5年)に江戸幕府石狩役所の荒井金助が8戸の農家を入植させたことに始まる地域で、明治初期には札幌と小樽を結ぶ航路の中継地として繁栄。昭和以降は麦や玉ねぎ、乳牛や馬(篠路ペル種)、藍染めの生産が盛んとなり、畑作と酪農を中心とした村として発展してきた。1967年からは篠路駅前団地の造成が始まり、市街地化が進行。近年は駅西口が再開発され、農業用倉庫に代わって大規模なマンションが建ち並んだ。 |
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篠路コミュニティセンター
札幌市北区篠路3条8丁目。1階の一角では篠路の特産だった藍染めの歴史や作品、篠路歌舞伎に関する資料を展示している。篠路駅東口から徒歩10分。 |
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Shinoro Station west gate, 2004
2004年当時、駅西口には味わい深い農業用倉庫が建ち並んでいた。 |
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Shinoro Shrine
江戸時代からの歴史を持つ篠路神社。駅から徒歩3分。 |
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