新十津川駅は札沼線(学園都市線)の終着駅。札幌からの距離は78.1km、石狩当別で普通列車を乗り継ぎ約2時間30分という、のんびりとした行程だ。当駅発着の普通列車は朝・昼・晩の1日3往復のみだが、鉄道ファンには人気の高い終着駅で、全国各地から旅行者が訪れている。新十津川から路線バスを乗り継げば滝川駅や北竜方面へ足を伸ばすことも可能だ。
かつては新十津川から石狩沼田まで鉄道が続いており、文字通り「札沼線」であったが、1972年に廃止された。その後、鉄道代替バスが運行されていたが、滝川・新十津川方面から北竜経由で石狩沼田へ至る旅客需要がなくなり、2003年に廃止された。 |
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Chuo, Shintotsukawa Town
樺戸郡新十津川町中央 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 待合室 (無人駅) |
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Shintotsukawa Station
新十津川駅に到着した普通列車。 |
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Shintotsukawa Station
駅舎外観。 |
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地名の由来
新十津川町は1889年(明治22年)に奈良県吉野郡十津川村が大洪水に見舞われたさい、600戸が集団移住してこの地に移り、新十津川村をつくったことに由来するもの。現在も地元住民は奈良県十津川村を「母村」と呼んでおり、母村交流が行われている。 |
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新十津川駅から滝川駅へ
新十津川駅から滝川駅へ行く場合は、駅を出て左手へまっすぐ進んだ国道交差点にある「新十津川役場前」バス停留所から中央バス「滝川ターミナル」行きに乗車するのが一般的。運行間隔は概ね30分から1時間おきと便利なので、バスの待ち時間があれば新十津川物産館(後述)などに足を運んで見ると良いだろう。所要13分、運賃大人220円。徒歩だと約1時間程度かかる。 |
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新十津川駅から北竜ひまわりの里方面へ
新十津川駅から北へ徒歩20分の「橋本町」停留所から中央バス「碧水市街」行きに乗車。北竜ひまわりの里や北竜温泉まで所要約30分。札沼線(学園都市線)からの接続は良好。バスの待ち時間があれば橋本町バス停前にある「金滴酒造」に足を運んで見ると良いだろう。なお、橋本町からは滝川ターミナル行きの路線バスも発着している。 |
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In front of Shintotsukawa Station
新十津川駅前を左手へ進むと新十津川役場前の交差点に出る。 |
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Shintotsukawa Bussankan
新十津川物産館に展示されているクジラの復元骨格。 |
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Shintotsukawa Historical Museum
新十津川町開拓記念館。 |
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Shintotsukawa Onsen
新十津川温泉。 |
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Kinteki Sake Brewery
金滴酒造。 |
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Shuntotsukawa Bussankan & Restaurant 「新十津川物産館」 10:00 am - 5:30 pm, to 4:00 pm Nov-Feb
新十津川駅から雨竜方面へ徒歩7分。第三セクターの物産公社が運営する物産館で、大きなクジラのモニュメントが目印。新十津川産の食材を使ったお菓子や麺類、特産の徳富笹を販売するほか、金滴酒蔵の見学予約受付も行っている。2階のレストラン「くじら」では新十津川産の米と野菜を使った食事や麺類、奈良県特産の「三輪そうめん」も味わえる。10時-17時30分、11月から2月は16時まで。年末年始休館。
Oume Chaya 「お梅茶屋」 10:00 am - 5:00 pm
地元特産の徳富笹を使った鯖の押し寿司「笹鮨」が名物で、新十津川町の優良特産品にも選ばれている。10時-17時。不定休。新十津川駅から中心街のコンビニエンスストア「サンクス」西側へ徒歩5分。 |
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Shintotsukawa Furusato Park 「新十津川ふるさと公園」
宿泊・スポーツ・文化施設を有する広大な総合公園。アスレチック25ポイント、テニスコート5面、プロ野球二軍の試合も開催されるナイター照明付き野球場、遊歩道がある。文化伝習館では陶芸・織物・染物の製作体験が可能。園内には宿泊施設や温泉、レストランが整っているので、滞在型のスポーツやアクティビティにも向いている。 |
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