釧路湿原駅は釧路湿原に隣接する無人駅。1988年(昭和63年)7月23日の開業で、駅近くの高台にある細岡展望台へのアクセス向上を目的に開設された。長らくは観光シーズンのみ営業の臨時駅として営業していたが、1996年(平成8年)に通年開設の駅へと昇格した。以前は観光シーズンに駅ホームでの乗車券の販売、駅前での熱気球体験搭乗などを行っていたが、いずれも現在は行われていない。
当駅における普通・快速列車の停車時間は通常1分程度だが、過去に運転された修学旅行臨時列車の中には、下車観光のために釧路湿原駅で40分停車するダイヤが組まれた例が存在した。 |
|
|
|
|
|
Toritoushi Gen-ya, Kushiro Town
釧路郡釧路町トリトウシ原野 |
|
Hours:
First train - Last train |
|
Services:
- 待合室 (無人駅) |
|
|
View Larger Map
|
|
|
Kushiro Shitsugen Norokko-go
釧路湿原駅に到着した塘路行きの「くしろ湿原ノロッコ号」。 |
|
Local train
釧路湿原駅に到着した川湯温泉行き普通列車。 |
|
|
|
|
駅前には小規模な広場があり、右手に細岡展望台へ向かう階段が設置されている。この階段は細岡展望台への近道だ。雨の日や積雪期などは、階段のない舗装道路を利用する方法もある。多少の迂回路となるが、雨の日などはこちらを通る観光客も少なくない。道路から駅へ向かう道の途中には車止めが設置されているので、マイカーの駅前乗り入れは不可。駅のホーム反対側には釧路湿原が広っているが、駅周辺に湿原内を散策できる遊歩道は設けられていない。 |
|
谷地坊主駅
1987年(昭和62年)8月8日から8月10日まで、現在の釧路湿原駅と遠矢駅の間に臨時駅「谷地坊主村」駅が3日間限定で開設されていた。谷地坊主(ヤチボウズ)とはカヤツリグサ科の植物で、釧路湿原など、北海道各地の湿原でよく見られる植物の一種である。 |
|
|
|
|
Way to Hosooka Observatory
駅前から細岡展望台への階段。 |
|
Kushiro Wetland
釧網本線のすぐそばには釧路湿原が広がる。 |
|
|
|
|
|
Kushiro Wetland National Park, View from Hosooka Observatory
細岡展望台から眺める釧路湿原。 |
|
|
|
Hosooka Visitors Lounge 「細岡ビジターズラウンジ」
細岡展望台の玄関口となる施設。館内に軽食・喫茶コーナーなどもある。暖炉を備えた休憩コーナーもあるので、雨や雪の日の利用に便利。列車の待ち時間を利用してゆっく
りとコーヒーを飲んで過ごすのも良いだろう。 |
|
|
|
|