尺別駅は釧路市音別町尺別地区にある無人駅。1920年(大正9年)4月1日に貨物駅として開業し、同時に当駅と尺別炭山を結ぶ専用線「尺別鉄道」の分岐駅となった。1962年(昭和37年)1月からは社尺別〜尺別炭山間の旅客輸送を開始。社尺別駅は国鉄尺別駅から約300mの場所にあり、尺別駅と社尺別駅の間は徒歩連絡となっていた(尺別鉄道の尺別駅は貨物専用駅のままだったため)。しかし、交通公社の時刻表に尺別鉄道の時刻が掲載されることは無く、炭鉱の閉山により、1970年(昭和45年)4月16日に廃止された。駅構内には列車の行き違い設備があり、昭和50年代半ばまで尺別駅始発・終着の普通列車が運転されていた。 |
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Shakubetsu Kisen, Onbetsucho, Kushiro City
釧路市音別町尺別岐線 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 待合室 (無人駅) |
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Shakubetsu Station
尺別駅に到着した釧路行き普通列車。 |
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Shakubetsu Station
駅舎外観。 |
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尺別炭鉱の全盛期には数千人が暮らす市街地が形成されていたと言うが、現在は駅前通りに数軒の木造民家が点在するのみ。しかしながら駅周辺の道路や土地は整然と区画されており、何もない原野の道路沿いに現存する木製電柱が当時の面影を今に伝えている。 |
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尺別海岸
尺別駅から国道へ向かう道の途中にある交差点を海岸方面へ歩くと、太平洋を一望する砂浜の海岸に出る。通称「尺別海岸」と呼ばれており、砂浜の海岸が東西に長く続いている。太平洋の風景を独り占めできるような気分は、心地よく感じられることだろう。尺別駅に降り立った際には訪れてみたい。 |
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地名の由来
アイヌ語の「サッ・ペッ」(枯れた川)に由来する。 |
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In front of Shakubetsu Station
尺別駅前にはかつて、数千人が暮らす市街地が形成されていた。 |
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Shakubetsu area
道道361号尺別尺別停車場線沿いに民家が点在。 |
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Former official residence
尺別駅に隣接するレンガ造りの官舎跡。 |
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Shakubetsu Coast
尺別海岸。 |
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