新冠駅は競走馬のふるさとである新冠町の代表駅。駅周辺には「レコード・館」や判官館森林公園、新冠温泉、サラブレッドの生産牧場、新冠ユースホステルなどが点在しており、観光客の利用も多い。国鉄時代は札幌と様似を結ぶ急行「えりも」の停車駅だった。現在の駅舎は1999年に建て替えられたもので、これに合わせて駅前広場や周辺の区画が整備された。
1999年(平成11年)7月18日には札幌−静内間の臨時快速列車「ヘルシーサイクリング日高号」(キハ201系)が当駅に停車。2日後の7月20日には札幌発の臨時快速「ヘルシーウォーキング新冠号」も停車し、賑わいを見せたという。 |
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Honcho, Niikappu Town
新冠郡新冠町本町 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 待合室 (無人駅) |
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Niikappu Station
新冠駅外観。ホームも新しくなり、かつての面影はない。 |
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Former Niikappu Station
新冠駅の旧駅舎。現在の駅舎は若干、苫小牧側に移動している。 |
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新冠川流域から河口にかけて開かれた地域で、町のシンボルである判官館森林公園の南側に新冠町の中心街がある。日本有数のサラブレッド生産地として名を馳せており、「サラブレッド銀座」とも呼ばれる新冠川沿いの軽種馬牧場からはナリタブライアンやハイセイコー、タマモクロス、トウカイテイオー、オフサイドトラップなどの名馬を輩出してきた。 |
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地名の由来
アイヌ語の「ニカプ」(オヒョウダモの皮)に由来するもの。それまでは現在の判官館を示す「ピポ・ク」(岩の下)と呼ばれていたが、地名が呼びづらいことから、1809年(文化6年)に松前藩が「ニカプ」に改称したという。
なお、日高本線の開業から1948年7月末まで、現在の新冠駅は「高江」(たかえ)駅を名乗っていた。近くの小さな丘に水の溜まるところがあって、杯の台の「高い皿」に似ていることから名付けられたと言われている。 |
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In front of Niikappu Station
新冠駅前。道南バス「新冠本町」バス停は駅前通の交差点を右折した商工会の前にある。 |
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Niikappiu Town Office
新冠町役場。日高地方の馬産地は税収が豊富なため、立派な役場庁舎を有する町が多い。 |
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Niikappu Deikazan
新冠泥火山。 |
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Cafe Breath 「喫茶ぶれす」 10:00 am - 5:00 pm
レ・コード館の展望台「優駿の塔」(高さ25m)に併設の喫茶店。日高山脈や新冠市街、太平洋、サラブレッド銀座の景色を眺めながら、コーヒーやティータイムを楽しめる。日高山脈の眺望は雪が降り始める11月下旬から12月上旬がおすすめとのこと。10時-17時。 |
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Record Museum 「新冠町レ・コード館」 10:00 am - 5:00 pm
レコードによる街づくりを進めている新冠町の観光施設。駅からもよく見える「優駿の塔」が目印。館内には全国から寄贈された70万枚以上のレコードを試聴できるコーナー、蓄音機の展示、展望台などがある。優駿の塔(展望台)・「レ・コードプラザ」・ミュージアムショップ、交流の広場は入場無料。 |
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