大狩部駅は新冠町西部の海岸沿いに立地する無人駅。線路のすぐそばまで海が迫っており、駅ホームや車内から太平洋の海原を一望できる。ロケーションの良さから鉄道ファンには人気があるようだ。
地名はアイヌ語の「オ・カル・ペ」(川尻の曲がっている川)に由来するものとされる。当駅から約2kmの沖合いには「トド岩」と呼ばれる岩礁があり、かつてはその名の通りトドが群れていたという。しかし、漁業に支障をきたしたていため、1955年に自衛隊の砲撃によるトド退治が行われた。現在は大狩部御野立所公園(1911年、大正天皇が皇太子時代に休憩したという高台)にトド供養碑が設けられている。 |
|
|
|
|
|
Okaribe, Niikappu Town
新冠郡新冠町大狩部 |
|
Hours:
First train - Last train |
|
Services:
- 待合室 (無人駅) |
|
|
View Larger Map
|
|
|
Okaribe Station
夕暮れの大狩部駅に到着した苫小牧行き普通列車。利用客が少ないため、一部の上り普通列車は当駅を通過する。 |
|
Hidaka Pony Go, 1999
1999年と2000年の夏に運転された臨時列車「日高ポニー号」は太平洋の眺望を楽しめるよう、大狩部駅で約10分間の停車時間が設けられていた。 |
|
|
|
|
国道の下をくぐった先に大狩部地区があり、旧国道沿いの丘陵地にサラブレッドの生産牧場や新冠町家畜共進会場が点在している。大狩部駅から隣の厚賀駅まで歩くなら、のどかな牧場風景を見渡せる内陸部の道がよい。約7km。徒歩で2時間程度。 |
|
|
|
|
In front of Okaribe Station
大狩部駅前。自動車も入れる。 |
|
In front of Okaribe Station
大狩部−節婦間は国道と併走する。 |
|
|
|
|
|
|
Nearby Hotels
大狩部駅近郊の宿・ホテル |
|