赤平駅は赤平市交流センター「みらい」を併設する近代的な複合駅舎。1999年(平成11年)に改築された西洋城郭風の外観で、駅舎の高さは札幌駅に次いで北海道で2番目に高い。5月から10月までは屋上広場が開放され、赤平の街並みを見渡せる。駅待合室の閉鎖時間帯は駅舎正面右手の連絡通路を通ってホームへ向かう。
かつては北炭赤間炭鉱や住友赤平炭鉱の石炭列車で隆盛を極めたが、炭鉱専用線と石炭列車は1989年に廃止された。駅構内の貨物用側線8本と場内信号機は1990年代半ばまで稼動していたが、現在はホッパー設備も含めて全て撤去され、緑地帯や道路となっている。 |
|
|
|
|
|
1, Izumi, Akabaira City
赤平市泉1丁目 |
|
Hours:
7:20 am - 6:00 pm only weekday & Sat |
|
Services:
- みどりの窓口 (日曜・祝日休み)
- 赤平市交流センター「みらい」 (9時-22時) ※12月31日-1月5日は休館
- 屋上広場 (5月1日-10月31日) |
|
|
View Larger Map
|
|
|
Waiting room
赤平市交流センター兼駅待合室。夜は22時まで開放。 |
|
Akabira Station
地上6階建ての駅舎は北海道で2番目に高い。 |
|
|
|
Akabira Station
駅構内は1990年代半ばまで8本の側線が現役で稼動していた。 |
|
Former Akabira Station
赤平駅旧駅舎。ホームには巨大な石炭の塊が展示されていた。 |
|
|
|
|
駅前は国道38号線の交差点で、炭鉱時代の面影を残す古い建物が数多く現存している。2000年代に入って駅前広場が再整備されたが、全体的な雰囲気は炭鉱時代とあまり変わっていない。駅の裏手に位置する旧北炭赤間炭鉱ズリ山階段へ行く場合は、駅を出て左手にある地下通路を通るとよい。 |
|
駅名の由来
アイヌ語の「フレ・ピラ」、あるいは「アカ・ピラ」(赤い崖)に由来する。開業当時は「上赤平」と呼ばれていたが、1943年6月に現在の駅名へと改めた。 |
|
|
|
|
In front of Akabira Station
赤平駅の屋上広場から眺める赤平駅前。 |
|
Akabira Park
炭鉱時代は行楽地として賑わいを見せたという赤平公園。 |
|
|
|
|
|
View from Mt. Zuriyama
旧赤間炭鉱のズリ山山頂から眺める赤平市街。 |
|
|
|
|
|
|
|
Kaitan Ame Candy 「塊炭飴」
赤平市を代表する北海道銘菓。水あめにニッキ油・竹炭・合成着色料を加えて固めたものを塊状に砕いた飴で、赤平市茂尻元町南5-7の有限会社「石川商店」(8時-17時・日曜休・茂尻駅から徒歩5分)が1932年からつくり続けている。色や形は石炭の塊(塊炭)を模しており、炭鉱街として発展した歴史を持つ赤平のお土産にふさわしい逸品といえよう。駅前の米田商店や北海道内のキヨスクなどでも購入できる。 |
|
|
|
|
|
|
Akabira Fire Festival 「あかびら火まつり」 July (3rd Sat to Sun)
炭鉱都市として栄えてきた歴史を持つ赤平市を代表する火まつり。市内の炭鉱が斜陽化した1972年に始まったまつりで、毎年7月第3土曜・日曜に赤平市コミュニティ広場で開催。土曜の20時30分から赤平駅裏手のズリ山に描かれる、長さ150m・幅100mの巨大な火文字が一番の見どころ。日曜の19時45分〜20時30分には3,000発の花火大会が開催される。 |
|
|