名寄駅はひまわりの里として知られる名寄市の玄関口。宗谷本線の旭川−稚内間では最大規模の駅で、駅舎や跨線橋などに北海道開拓時代の面影を残している。かつては道北地方有数のターミナル駅だったが、当駅から接続していた名寄本線(名寄−遠軽)は1989年に、深名線(名寄−深川)は1995年に廃止され、貨物列車も1996年に運行を終了した。その後、駅弁の販売や2・3番ホームの屋根もなくなり、現在はやや寂しい姿となっている。
地名の由来はアイヌ語の「ナヨロ・プッ」」(川の入り口)を下略したもので、市街地の東を流れる名寄川が天塩川に注ぐあたりを示している。 |
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E1-6, Nayoro City
名寄市東1条6丁目 |
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Hours:
7:40 am - 8:50 pm |
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Services:
- みどりの窓口・旅行センター
- 自動券売機
- キヨスク |
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Nayoro Station
2番線に停車中の普通列車。ホームの屋根は現存しない。 |
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Ekiben (finished 2009)
名寄駅での駅弁販売は2009年6月末に終了した。 |
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名寄駅前は市内で一番の繁華街。駅前通りのアーケード商店街とその一本北側(サンピラー商店街)、国道40号線沿いの西條百貨店までの界隈が一番栄えており、宿泊施設や個性的な商店、レトロな山田デパート、飲食店なども軒を連ねている。特に駅前の商店街はメディアで紹介される機会が多く、ケーキが評判の喫茶店やテイクアウトが可能な菓子舗などもあるので、旅の途中で立ち寄ってみるとよいだろう。 |
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名寄駅前発着の路線バス
ジェイ・アール北海道バス深名線(朱鞠内湖・幌加内・深川方面)、名士バス(興部・美深・恩根内・日進・ピヤシリ方面)、道北バス(士別・旭川方面)の各路線バスが発着する。 |
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Central Nayoro
国道40号線の西條百貨店前。 |
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Nayoro Library
駅の北に建つ市立名寄図書館。名寄市の郷土資料も収蔵している。 |
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In front of Nayoro Kitaguni Museum
北国博物館の入口にはSL排雪列車「キマロキ編成」が保存されている。 |
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Sunpillar Park 「北海道立サンピラーパーク」
「サンピラー交流館」のこども向け室内遊具が人気を呼んでいるほか、11月から3月までの期間には室内カーリング場(10時-22時・一般1,500円・用具貸出100円)もオープン。隣接する「なよろ健康の森」ではパークゴルフ(1日300円・用具貸出200円)も楽しめる。
Nayoro Piyashiri Ski Area 「名寄ピヤシリスキー場」
名寄市のピヤシリ山麓に広がる道北地方有数のスキー場。北海道屈指の寒冷地に位置するため、「雪質日本一」との評判も高い。ペアリフト4本・全9コース。氷点下20度前後の早朝に「サンピラー」と呼ばれる美しい太陽柱が現れることで有名。全国大会レベルのスキー大会やジャンプ競技も開かれる。アフタースキーの後は併設の「なよろ温泉サンピラー」でゆったりと。1日券2,600円、ナイター券1,000円。名寄駅前・日進の「なよろサンピラーユースホステル」前から直通の路線バスあり。 |
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