士別駅はサフォーク種を中心とした羊の町として知られる士別市の玄関口。かつては農産物や砂糖、木材の貨物輸送で賑わい、当駅には日本甜菜製糖士別製糖所専用線や士別軌道線が接続していた。駅舎は国鉄時代の面影を残す平屋の鉄筋コンクリート駅舎で、駅構内は3番ホームまである。士別市の代表駅であるが、昼休み時間帯と夕方16時50分以降は駅窓口や改札業務を行っていない。
地名はアイヌ語の「シ・ペッ」(親である川)に由来するもので、剣淵川の本流である天塩川のことを示している。 |
|
|
|
|
|
W3-8, Shibetsu City
士別市西3条8丁目 |
|
Hours:
6:00 am - 1:35 pm & 2:20 pm - 4:50 pm |
|
Services:
- みどりの窓口
- 自動券売機 |
|
|
View Larger Map
|
|
|
Shibetsu Station
士別駅に到着した稚内行きの特急列車。右手に3番ホームがある。 |
|
Shibetsu Station
士別駅の跨線橋。床が板張りで年季が入っている。 |
|
|
|
Shibetsu Station
国鉄時代の面影を残す駅改札口。 |
|
Shibetsu Station
駅の入口には伝言板も現存。 |
|
|
|
|
士別市街
士別駅周辺には色々と見どころがあるが、士別は観光スポットが駅から比較的離れた場所に点在しているため、駅の徒歩圏内だとその数は限られてくる。駅前通りの電柱は地下化されており、駅から徒歩3分の道路沿いには「士別市生涯学習情報センターいぶき」がある。外見こそ至って普通であるが、建物の中は非常に立派で綺麗。管内には図書館や郷土資料の展示コーナーなどがあり、雰囲気も良い。地元の中高生が自習に励んでおり、ここでは勉強もはかどりそうだ。大通と呼ばれる国道40号線は交通量が大変多く、昔ながらの商店街も活気がある。 |
|
士別駅前のレンガ造り倉庫群
士別市は道北地方有数の農業都市で、貨物輸送の拠点だった士別駅界隈には農産物を保管する倉庫群が発達してきた。その規模は道北地方随一で、士別駅の南側には多数の農業用倉庫が建ち並んでいる。赤レンガや軟石など、年季の入ったレンガや石造りの倉庫が現在も使用されており、ちょっとした観光スポットになっている。 |
|
|
|
|
In front of Shibetsu Station
士別駅前の士別停車場線。 |
|
Shibetsu City Library
士別市生涯学習情報センター。 |
|
|
|
Brick Warehouses around Shibetsu Station
士別駅前の赤レンガ倉庫群。 |
|
Brick Warehouses around Shibetsu Station
様々な形の倉庫が建ち並ぶ。 |
|
|
|
|
|
Former Hinata Onsen
日向温泉は2013年2月頃にリニューアル予定。 |
|
|
|
|
|
|
|
Suzuran Street 「すずらん街」
士別駅から北東方向へ徒歩10分。士別市東1条5丁目(大通東5丁目)にある士別市最大の歓楽街。「すずらん街」と書かれたアーチ型の看板が目印で、昔ながらの酒場や寿司屋が軒を連ねている。士別は人口の規模の割りに寿司屋が多い印象を受けるが、これは米どころという地域性と関係があるのだろう。
Suffolk Genghis Khan 「士別サフォークラムジンギスカン」
士別は「サフォークランド」と呼ばれる羊の名産地。士別を旅行するならば、士別名産のサフォークを使ったジンギスカン料理を味わってみたい。北海道の郷土料理とも呼ばれる「ジンギスカン」で使用されているラム肉の9割以上はオーストラリア、あるいはニュージーランドからの輸入ラム肉であるが、士別では地元の農場で丁寧に育てられたサフォークのラム肉ジンギスカンを味わえる店が点在する。北海道のジンギスカンを語るなら、やはりラム肉も北海道産にこだわりたいもの。士別市内では「羊と雲の丘・世界のめん羊館」、ふどう公園内の「士別inn翠月」、中心街の「士別グランドホテル」の各レストランなどで味わえる。 |
|
|
|
Hinata Ski Area 「士別市日向スキー場」
天塩川西岸の高台に位置するスキー場。この界隈では比較的大きなスキー場で、週末は近郊のスキーヤーで賑わう。リフト2本、全5コースで、名寄盆地の眺望が良い。アフタースキーは日向温泉でゆったりと。士別・多寄・風連の各駅前から日向温泉経由の路線バスに乗車。10時-20時30分。1日券1,600円。ナイター営業あり。 |
|
|
|
|