和寒駅は上川郡和寒町の玄関口となる無人駅。特急列車も全列車が停車する和寒町の代表駅であるが、2000年のダイヤ改正まで運行されていたキハ54形気動車の急行「礼文」だけは、何故か和寒駅を通過していた。当駅は塩狩峠の北側に位置し、かつては塩狩峠を越える補助用機関車で賑わったという。現在は軌道用バラストの積み出し駅として機能しており、積雪期を除いてホッパー貨車が側線に停車していることがある。
地名はアイヌ語の「アッ・サム」(にれの木のそば)が転訛したもので、道南地方の厚沢部(あっさぶ)町もこれと同じ意味のアイヌ語に由来するという。 |
|
|
|
|
|
200, Kitamachi, Wassamu Town
上川郡和寒町北町200 |
|
Hours:
Firest train - Last train |
|
Services:
- 待合室 (無人駅) |
|
|
View Larger Map
|
|
|
Wassamu Station
和寒駅で行き違う上下列車。右手の3番線は積雪期を除いて旭川行きの始発列車と臨時列車が停車。側線はホッパー列車が使用する。 |
|
Waiting room
駅待合室。かつては駅窓口やキヨスクが設けられていた。無人駅であるが、冬はストーブの火が灯るのがうれしいところ。 |
|
|
|
|
和寒駅前を通る幹線道路は国道40号線。商店街は国道と並行して一本役場側にあり、こちらは賑やか。和寒界隈に超大型ショッピングセンターが無いので地元商店街が生きている。駅から国道を稚内方面に歩くとコンビニエンスストア「セイコーマート」、郷土資料館、和寒高校などが点在し、旭川方面へ歩くと「ホクレンショップ」がある。和寒駅に隣接する和寒交流センター「ひだまり」では収穫期の土曜に野菜の直売が行われるそうだ。 |
|
|
|
|
In front of Wassamu Station
冬の和寒駅前。 |
|
Meeting hall "Hidamari"
交流施設「ひだまり」。 |
|
|
|
|
|
Steam Locomotive at Wassamu Historical Museum
和寒町郷土資料館に隣接して保存されている蒸気機関車。 |
|
|
|
Yuki-no-oto 「旅人宿 ゆきのおと」
From 5,000 yen per night
日本屈指の厳寒地として知られる和寒町福原地区にある、かつての小学校を活用した旅人宿。客室は男女別相部屋(ドミトリー)形式。和寒駅から町営バス(土曜・日曜・1月1日運休)に乗車。
> 今すぐ予約 |
|
|
|
|
|
Jigokunabe 「地獄鍋」
豚肉のサガリ(横隔膜)を味噌やショウガで煮込んだ鍋料理。かつて和寒町に存在した食肉加工場の職員たちが食べていた鍋料理に由来する鍋料理で、今では和寒の名物料理と呼ばれるほどになった。和寒駅前の国道沿いにある食堂「千松」では、3人前から地獄鍋を味わえる。食べる1時間半くらい前に注文すると良い。 |
|
|
|
Wassamu Higashiyama Ski Area 「和寒東山スキー場」
和寒駅から北東方向へ徒歩15分の場所に位置する道北地方有数のスキー場。リフト2本・全9コース・最長滑走距離2,000mの広々としたゲレンデは開放的な雰囲気。北海道有数の厳寒地なので雪質も良い。1日券1,800円。ナイター営業あり。 |
|
|
|
|