咲来駅は音威子府村南部の咲来地区にある無人駅。1914年(大正5年)に音威子府村の前身である常盤村役場が設けられ、1924年に現在の音威子府中心部へ役場が移るまで常盤村の中心地だった。かつては冬山造材による木材の集積地として栄え、駅前には国鉄職員の鉄道官舎や日通の営業所が建ち、咲来峠を越える馬そりでこの界隈は大いに賑わったという。
地名の由来はアイヌ語の「サク・ル」(夏の道)から出たもので、昔はオホーツク海岸に漁のため往来した夏の道がここにあったことに由来する。「咲来」とはなかなか秀逸な当て字で、素敵な地名だと感じる女性もいるようだ。 |
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Sakkuru, Otoineppu Village
中川郡音威子府村咲来 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 待合室 (無人駅) |
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Sakkuru Station
咲来駅に到着した旭川行きの始発列車。 |
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Sakkuru Station
リニューアル前の咲来駅。通学生の利用もある。 |
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咲来は音威子府村の前身である常盤村の中心地で、村内で2番目の市街地を持つ地域である。市街中心部を通る道幅の広い道路は旧国道40号線(咲来大通)で、旧常盤村時代の面影を存分に残しているが、近年は過疎化が著しく進行しており、2005年には郵便局、2006年度末には山村留学で知られた小学校が閉校となった。しかし、周囲をなだらかで美しい山々に抱かれ、ゆるやかに天塩川が流れる雄大な風景は素晴らしいものがある。 |
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晴れて空気が澄み渡った夜の星空の美しさは格別だ。市街地からでも十分に天の川が見えるし、市街地から少し離れると、宇宙を実感できるほどに満天の星空と天の川を見渡せる。冬は夜空の星がさらに輝きを増すそうだ。 |
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ライダーハウス咲来
咲来駅から歩いてすぐの場所に立地するライダーハウス。かつての日本通運咲来営業所を活用した築100年近い建物で、オーナーの方の温かいおもてなしと美味しい食事が印象的。男女別相部屋で、毎年7月1日〜9月30日に開設。1泊素泊まり1,000円、食事(朝夕)は別途1,000円。 |
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In front of Sakkuru Station
咲来駅前。 |
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In front of Sakkuru Station
かつては駅前に鉄道官舎が建ち並んでいたという。 |
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Rider House Sakkuru
駅前のライダーハウス咲来。 |
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Sakkuru in winter
冬の咲来地区も美しい。 |
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Nearby Hotels
咲来駅近郊の宿・ホテル |
Teshiogawa Onsen
天塩川温泉 |
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From 7,350 yen per night |
豊かな自然と天塩川の流れに抱かれた公共の温泉宿。静かで落ち着いた雰囲気のロケーションが評判。音威子府駅から無料巡回バスを運行。(予約不要) |
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Bifuka Onsen
びふか温泉 |
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From 4,700 yen per night |
森林公園美深アイランドにある公共の温泉宿。美深特産のチョウザメや美深牛の料理を味わえる。名寄・美深・恩根内方面からの路線バスが温泉入口に乗り入れ。 |
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