問寒別駅は幌延町問寒別の北西に位置する無人駅。ご覧の通り、短い板張りのホームとヨド物置を活用した小さな待合室があるだけで、駅の周辺には牧草地や演習林が広がる。宗谷本線では最もインパクトがある無人駅のひとつで、旅人にも人気があるようだ。駅への道は草むらになっており、駅前の踏切からホームまで30mほど線路際を歩く必要がある。利用客は極めて少ないため、普通列車の半分程度は当駅を通過するが、付近の高校生が中川商業高校(2011年に生徒募集を停止)への通学で利用していることから、2006年のダイヤ改正で夕方の下り普通列車1本が新たに停車するようになった。地名はアイヌ語の「ヌプカ・ナン・ペッ」(原野の冷たい川)に由来する。 |
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Toikanbetsu, Horonobe Town
天塩郡幌延町問寒別 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 待合室 (無人駅) |
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Nukanan Station
糠南駅を後にする稚内行きの普通列車。駅ホームから踏切までは線路際を歩く必要がある。 |
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Waiting room
ヨド物置を活用した待合室。糠南駅の名物的な存在と言っても良いだろう。 |
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駅周辺は天塩川東岸に開けた酪農地帯。人口は少ないが、駅前の道を北へ進み、最初の交差点を右折して低い丘をひとつ越えると程なくして問寒別市街に入る。問寒別神社のそばには北大天塩川演習林があり、近くの交付場などで許可を受けると入林できるそうだ。見取り図では、林の中に墓地もあるらしい。糠南駅から問寒別駅はゆっくり歩いても45分程度。比較的手軽に途中下車の旅が楽しめる地域だ。 |
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In front of Nukanan Station
糠南駅から問寒別へと至る道。 |
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Nukanan area
駅周辺には酪農家が点在。 |
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