問寒別駅は幌延町南部の問寒別地区にある無人駅。北海道大学天塩研究林の最寄り駅で、地元住民や高校生のほか、大学関係の研究者や学生の利用もある。旧駅舎のコンクリート台座に貨車を活用した待合室が建つ。広々とした駅ホームは昔の名残だ。1930年から1971年までは当駅から上問寒まで全長15kmの拓殖軌道「幌延町営軌道」が走っており、石炭や砂クローム、木材などの搬出で賑わったという。問寒別市街の発達も幌延町営軌道や北大演習林によるところが大きい。 |
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Toikanbetsu, Horonobe Town
天塩郡幌延町問寒別 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 待合室 (無人駅) |
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Toikanbetsu Station
問寒別駅の待合室外観。広々とした駅前広場が印象的。 |
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Toikanbetsu Station
駅名看板。北に位置する糠南駅までは2.2kmしか離れていない。 |
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地名はアイヌ語の「トイ・カム・ペッ」(土のかぶさる川)に漢字を当てたものに由来する。寒冷地を連想するような地名であるが、夏場は最高気温が35度、冬場は最低気温が氷点下35度にもなり、年間の気温差は70度にも達するという。問寒別の市街地には北大演習林北方生物圏フィールド科学センター、北大天塩研究林、北大天塩川演習林、樹木園などの研究機関や試験場が集まっているため、学術色が濃い。また、Aコープ(おにぎりあり)、パークゴルフ場、小学校、中学校、郵便局などの施設も整っている。 |
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Toikanbetsu area
問寒別市街。 |
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Hokkaido University Forest
北大樹木園の見本林。 |
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