安牛駅は幌延町安牛地区にある無人駅。かつては列車の行き違いが可能な有人駅だったが、1984年に無人化され、旧駅舎のコンクリート台座に貨車を活用した待合室が建つ。待合室に隣接する信号機室は列車の行き違い設備があった時代の名残だ。地名はアイヌ語の「ヤシ・ウシ」(網を引く所)が転訛したもの。この地域は昔、天塩川に遡上するサケの綱引き場であった。 |
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Kaishin, Horonobe Town
北海道天塩郡幌延町開進 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 待合室 (無人駅) |
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Yasuushi Station
安牛駅を後にする名寄行き普通列車。 |
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Yasuushi Station
夕暮れの駅ホームと待合室。 |
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駅前の道路沿いに民家が2軒ある。さびしい風景であるが、1960年(昭和35年)には周辺に62戸の家があり、383人が住んでいたという。また、明治31年には駅近くのペンケオートマップ川上流に炭鉱が開かれたが、わずか1年で閉山した。安牛駅から南幌延駅までは直線距離で約2km。時間があれば駅前の数百メートル先を通る道道256号線を幌延方面へ歩いてみるのも良いだろう。 |
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In front of Yasuushi Station
安牛駅前。 |
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