雄信内駅は幌延町雄興地区にある無人駅。昔ながらの木造駅舎と列車の行き違い設備を有する駅で、旅人には人気がありそうだ。地名はアイヌ語の「オ・ヌプ・ウン・ナイ」(川尻に原野のある川)が「オヌプナイ」となり、それに漢字を当てたものに由来する。
かつては当駅と糠南駅の間に上雄信内駅があり、私有地の畑の中を通らなければ到達できず、冬は全く除雪されない駅としても有名だったが、利用客が皆無だったため、2001年に廃止された。また、この区間には宗谷本線で唯一の「下平(しもだいら)トンネル」が存在する。開業当時は川沿いのルートを走っていたが、1965年に現在のルートに切り替えられた。 |
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Yuko, Horonobe Town
天塩郡幌延町雄興 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 待合室 (無人駅) |
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Onoppunai Station
雄信内駅に停車中の旭川行き普通列車。 |
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Onoppunai Station
昔懐かしい雰囲気の木造駅舎が現存。 |
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駅前には道道302号線が走っているが、駅周辺の民家は過疎化で全て廃屋となっている。唯一、駅前に建つ古いコンクリー造りの倉庫は、現在も物置として活用されているようだ。駅から5分ほど歩くと天塩川に架かる雄信内大橋があり、川の様子を一望できる。古くは渡船が運行されていたという。対岸に位置する天塩町の雄信内地区には国道40号線が通っていて比較的大きな酪農集落がある。 |
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近年まで天塩町雄信内地区と天塩町中心部や遠別町、泉源、南雄信内を結ぶ路線バスが沿岸バス(株)によって運行されていたが、現在は地元の観光バス会社に運行を委託している。更に以前には天塩町雄信内から問寒別や天塩中川を結ぶ路線バスも存在した。 |
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In front of Onoppunai Station
過疎化で無人の地となった雄信内駅前。 |
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In front of Onoppunai Station
雄信内駅と道道豊富遠別線を結ぶ全長300mの道道302号線。 |
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Onoppunai Bridge
天塩川に架かる雄信内大橋。 |
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Teshio River
雄信内大橋から眺める天塩川。 |
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