古山駅は由仁町古山(ふるさん)地区にある無人駅。1943年(昭和18年)9月25日に古山信号場として開業し、1946年(昭和21年)4月1日に駅へと昇格した。かつて駅構内には1番線から3番線までの各ホーム存在したが、現在は下りの3番線が撤去され、かつての待避線が2番線として使用されている。そのため、駅構内の両側にあるポイント切替付近の線路が面白い曲線を描いている。
地名はアイヌ語の「フル・サム」(丘のかたわら)に由来するもので、駅のそばを流れる振寒(ふるさむ)川がそれにあたる。振寒は後に古山へと変化し、地名となった。 |
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Furusan, Yuni Town
夕張郡由仁町古山 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 待合室 (無人駅) |
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Furusan Station
駅舎は1982年(昭和57年)に建て替えられたもので、同年に建て替えられた室蘭本線安平駅・三川駅・栗丘駅とほぼ同様の構造である。 |
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Furusan Station
かつての待避線が現在の下り本線になったため、ポイント切替の線路が面白い曲線を描いている。 |
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駅周辺は広大な水田地帯。古山−由仁間は室蘭本線と国道234号線が併走する。 |
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古山貯水池
古山駅の西方に位置する北海道最初のかんがい用大貯水池。1904年(明治37年)に造成され、現在は周囲に公園やオートキャンプ場が整備されている。貯水池以外の見どころは少ない。古山駅の南側を通る道道1008号線を長沼方面へ徒歩30分。「由仁温泉 ユンニの湯」や「ゆにガーデン」などが比較的近い。 |
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In front of Furusan Station
古山駅周辺に広がる田園風景。 |
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Furusan Reservoir
古山貯水池。 |
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