富浦駅は登別市富浦の海岸に面する無人駅。国鉄時代は利用客が少なく、一部の普通列車が通過していたが、現在は全ての普通列車が停車する。ホームは1990年代半ばまで2両分の長さしかなく、車掌が乗務する3両編成の普通電車は1両分がホームに掛からなかったが、2005年にホームを3両分に延長した。上下線のホームは室蘭本線の電化区間で唯一の駅構内踏切で結ばれている。
地名は富んだ海であるようにとの願いをこめて1929年に名付けられたもの。もともとは「蘭法華」(らんぽっけ=アイヌ語で「坂の下のところ」の意)と呼ばれていた地域で、現在は蘭法華トンネルや蘭法華岬にその名が残る。 |
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1, Tomiuracho, Noboribetsu City
登別市富浦町1丁目 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 待合室 (無人駅) |
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Tomiura Station
富浦駅に停車中の登別行き普通列車。 |
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Waiting room
駅待合室は国鉄時代からの建物が使用されている。 |
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駅の山側は水産加工場が数多く軒を連ねる登別市富浦町の市街地。海岸沿いの道路は国道36号線の旧国道で、室蘭港と登別温泉を結ぶ道南バスは富浦駅前を経由する。
富浦駅の北東に突き出た蘭法華(らんぽっけ)岬付近は室蘭本線の建設時に最大の難所となった場所のひとつ。蘭法華トンネルの開通によって空知地方の炭鉱から室蘭港に向けての石炭輸送が可能となり、両地域の発展に大きな役割を果たした。旧トンネルは電化時に現トンネルに切り替えられている。 |
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In front of Tomiura Station
富浦駅前を通過する登別温泉行きの路線バス。 |
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Cape Ranpokke
太平洋に突き出た蘭法華(らんぽっけ)岬。 |
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