岩見沢駅は函館本線と室蘭本線が接続する岩見沢市の玄関口。かつては幌内線や万字線の始発駅としての役割を果たしており、空知地方を代表する交通の要衝として知られてきた。2000年12月、岩見沢のシンボルでもあった歴史的建築物の旧駅舎が天井裏の漏電によって全焼し、多くの岩見沢市民に衝撃を与えた。
その後、長らくの間はプレハブの仮駅舎として営業していたが、新駅舎のデザインや再開発計画の策定が遅れたため、新駅舎の暫定竣工まで7年もの歳月を要した。仮駅舎時代の岩見沢駅のみを知る学生も多かったようだ。赤レンガとガラス張りの新駅舎が全面開業したのは2009年3月末のことである。 |
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Minami, Ariakecho, Iwamizawa City
岩見沢市有明町南 |
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Hours:
5:30 am - 11:35 pm |
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Services:
- みどりの窓口・旅行センター
- 自動券売機
- コインロッカー
- キヨスク
- ベーカリー
- 岩見沢市有明交流プラザ
- 有明連絡歩道 (南北自由通路) |
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Inside Iwamizawa Station
岩見沢駅3階駅舎。エスカレーターは1列側が上り、2列側が下り。上りは1列であるため、駅ホームへと急ぐ乗客にはあまり評判が良くないらしい。 |
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Ticket gate
岩見沢駅3階の改札口。旧来のホーム跨線橋と直結しており、新旧のギャップにはやや違和感がある。 |
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地名の由来
「岩見沢」という地名の由来は実にユニークである。1878年(明治11年)、開拓史が札幌から幌内まで行く道路の測量をしたとき、それに従事して長い間、山中で寝起きした役人が、現・岩見沢駅の北側を流れる幾春別川の水を汲んで風呂を沸かした。ここに来て初めて初めて湯あみをしたので「湯あみ沢」と呼び、それが何故か転訛して、後に「岩見沢」という地名に改めたといわれている。「岩」の由来については諸説あるが、複合的な要素によるものなのかもしれない。 |
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岩見沢レールセンター
岩見沢駅の北口に建つレンガ造りの歴史的建築物。北海道炭礦鉄道岩見沢工場としてつくられ、北炭の社紋が見える。明治中期につくられたものの、正式な建築年が現在も分かっていないという建物。レンガ造りの重厚な構えで、現在は北海道旅客鉄道の岩見沢レールセンター事務所兼工場に利用されている。通常時は外観のみ見学可能で、岩見沢駅からも見ることができる。 |
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In front of Iwamizawa Station
岩見沢駅前の商店街。 |
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Iwamizawa Rail Center
岩見沢レールセンター。 |
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Former Iwamizawa Station
岩見沢駅のプレハブ仮駅舎。新駅舎の暫定竣工まで約7年もの年月を要した。 |
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Former Iwamizawa Station
「さよなら岩見沢駅仮駅舎」のイベント時に地元の大学生によって描かれた壁画。 |
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Iwamizawa Park Rose Garden
いわみざわ公園のバラ園。 |
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Renga Street 「レンガ通り」
Nightlife District, 2W1-4W1 & 3W1-3W2
岩見沢は空知総合振興局(旧空地支庁)および北海道教育大学岩見沢校の所在地であるため、JR岩見沢駅南東部の通称「レンガ通り」(2条西1丁目から4条西1丁目まで)を中心に歓楽街がよく発達している。3条西1丁目から3条西2丁目までの間、4条通と中央通の交差点界隈にも賑やかな酒場や居酒屋が軒を連ねていて、ハシゴ酒を楽しむ酔客も多い。 |
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