光珠内駅は美唄南部の田園地帯にある無人駅。地名はアイヌ語の「カー・ウシュ・ナイ」(鹿などを捕るわなをかける沢)に由来するもので、現在の峰延町付近にある川に名付けられた地名である。駅構内には特急列車退避用の2番線(冬季使用停止)があり、上下列車ともに停車可能な構造となっている。冬季はかつての駅事務室に除雪要員が常駐している。
光珠内駅前を通る国道12号線は片側1車線で通年混雑しており、道の駅などが整備される以前の1990年代半ばまで、当駅でトイレ休憩に立ち寄るマイカーや観光バスが多かった。自動車で当駅を訪れる観光客はトイレ使用料を払ってトイレを使ったという。 |
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Kita, Koshunaicho, Bibai City
美唄市光珠内町北 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 待合室 (無人駅) |
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View from Koshunai Station
光珠内駅ホームから眺める田園風景とピンネシリ山系の山並み。 |
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Koshunai Station
国道から光珠内駅へと至る道。春は沿道の桜が綺麗だ。 |
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一般にはあまり知られていなかったが、光珠内地区の道央自動車道沿いには1968年から2012年まで私立「専修大学北海道短期大学」が存在しており、光珠内駅前から国道12号線、道立林業試験場付近にかけて小規模な学生街が形成されていた。農村地帯でありながらも、光珠内駅界隈にアパートや下宿が多いのはそのためである。学生街は美唄中心部にも形成されており、美唄駅前と短大を結ぶ路線バスも運行されていた。短大の閉校による地域経済への影響は大きいようだ。 |
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Hokkai irrigation channel
光珠内地区を南北に縦断する北海幹線用水路。北海道遺産にも選定されており、米どころの空知地方に潤いを与えている。 |
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Former Senshu Collage
2012年に閉校した専修大学北海道短期大学。小規模なスキー場(Tバーリフト2本)もあり、美唄市民は無料で利用できた。 |
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Arboretum, Information Hall of Forestry
緑の情報館に隣接する樹木園。北海道洞爺湖サミットの開催時に洞爺湖畔で植樹された樹木の苗は、程なくして当林業試験場に移植されている。 |
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