釜谷駅は木古内町東部の海沿いに立地する簡易委託駅。国鉄時代は片面ホームの駅であったが、津軽海峡線の開業に伴う列車の増発で列車の行き違い設備が新設された。貨車を活用した待合室では地元住民が乗車券を委託販売している(日曜・祝日休み)。
地名はアイヌ語の「オ・カマヤ・ウン・ペッ」(川口に平たい岩のある川)に由来するもの。江戸時代の絵師・島田元旦(げんたん)が蝦夷地を訪れた時に著した「蝦夷紀行」によれば、この地に板流川という川があり、川底の大石が板のようであったと記している。 |
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Kamaya, Kikonai Town
上磯郡木古内町釜谷 |
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Hours:
6:00 am - 3:45 pm, closed Sun & Holiday |
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Services:
- 駅窓口 (日曜・祝日休業) |
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Waiting room
貨車を活用した駅待合室で乗車券を委託販売。 |
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Limited express
サラキ岬付近を通過する津軽海峡線の特急列車。 |
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津軽海峡に面する釜谷漁港の港町。木古内方面へ国道を25分ほど歩くとサラキ岬があり、江戸幕府の海軍創生期である1857年に建造された咸臨丸が岬の沖合いに眠っている。ここから眺める夕暮れ時の津軽海峡と矢越岬の風景は中々美しい。 |
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In front of Kamaya Station
釜谷駅前。 |
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Mt. Tobetsu and Route 228
当別丸山と国道228号線。 |
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Cape Saraki
サラキ岬
江戸幕府末期の軍艦・咸臨丸が沖合いに眠る岬。夕暮れ時の津軽海峡と矢越岬の風景が中々美しい。近年になってサラキ岬周辺の一部が整備され、列車からも見える大きな看板が設置された。
また、咸臨丸誕生の地であるオランダ・キンデルダイクと木古内町との関わりからオランダチューリップ花園がつくられ、毎年5月上旬から5月中旬には約1万のチューリップを見ることができる。また、咸臨丸終焉の碑や咸臨丸のモニュメントも設置され、観光バスも立ち寄る観光スポットとなった。徒歩25分。 |
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Cape Saraki
サラキ岬から眺める夕暮れの津軽海峡と矢越岬。 |
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