渡島当別駅は北斗市(旧上磯町)の西部に位置するトラピスト修道院と男爵資料館の最寄り駅。トラピスト修道院を意識したであろう駅舎には郵便局が併設されており、駅の玄関口には昔懐かしい円形ポストが立つ。駅構内の函館側にある2代目当別トンネルは津軽海峡線の開業に合わせて新設されたもので、トンネル内にポイント分岐と安全側線がある。
地名はアイヌ語の「ト・ペッ」に由来するもので、むかしは当別川の上流に沼があったことに由来するもの駅名は他にも類似したものが多いため、旧国名の「渡島」を付けた。当駅は学園都市線の石狩当別駅よりも4年早い1930年に開業している。 |
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4-2-18, Tobetsu, Hokuto City
北斗市当別4-2-18 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 渡島当別郵便局 (平日9時-17時) |
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Oshima Tobetsu Station
渡島当別駅に停車中の江差行き普通列車。 |
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Information board
名所案内の看板。 |
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津軽海峡に面する当別漁港の港町。江差線の開通以前は函館−当別間に連絡船が運航されていたという。海岸線はちょっとした入江になっており、駅前の浜辺には7月中旬から8月中旬まで石別海水浴場が開設される。津軽海峡と函館山の眺望が良く、浜辺の散策にも最適。
駅の裏手には男爵いも生みの親である川田龍吉男爵の農場跡地に設けられた「男爵資料館」(冬季休館)があり、その先にトラピスト修道院へと向かう歩行者専用散策路がある。修道院は国道側の踏切から並木道を通ってアプローチするのも良い。 |
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Ishibetsu Beach
駅前の石別海水浴場付近から津軽海峡と函館山を見渡せる。 |
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Way to Trappist Monastely
国道からトラピスト修道院へ至るポプラとスギの並木道。 |
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Danshaku Museum
男爵資料館
男爵いもの生みの親である川田龍吉男爵の農場跡地を利用した資料館。本館の建物であるアメリカ式キング型牛舎は日本最古のもの。日本最古の蒸気自動車「ロコモビル」や1910年代のトラクターなど、貴重な資料も数多い。12月から2月まで冬季休館。徒歩3分。 |
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Trappist Monastely
トラピスト修道院
日本最初の男子トラピスト修道院現在の建物は1908年(明治41年)に建てられた歴史あるもので、2008年に建築100年を迎えた。現在も40人ほどの修道士が「祈り」・「読書」・「労働」という厳しい戒律のもとで生活を送っている。徒歩15分。 |
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Trappist Monastely
トラピスト修道院。外観のみ見学可能。 |
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Restaurant Ryozanso 「レストラン龍杉創」 11:00 am - 6:00 pm, closed Tue & Jan-Feb
渡島当別駅裏手の男爵資料館敷地内にある平屋建てのレストラン。じゃがいもスープやポテトピザ、ポテトグラタン、じゃがいもアイス、ポテトチーズ焼き、当別産ひじき入りコロッケなど、地元特産の男爵いもにこだわった料理の数々を味わえる。11時-18時。火曜、1・2月休業。 |
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Trappistine Monastely 「トラピスト修道院売店」 9:00 am - 5:00 pm, closed in winter
修道院でつくられる乳製品や農産物を用いたトラピストクッキーやバター、バター飴、ジャムは古くから北海道を代表する観光土産。最近は売店オリジナルのソフトクリームも評判だという。9時-17時。冬季休業。 |
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Ishibetsu Beach 「石別海水浴場」 Mid Jul - Mid Aug
渡島当別駅前の海岸線に広がる天然の海水浴場。津軽海峡と函館山の眺めが良い。開設期間は7月中旬-8月中旬。 |
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