朝里駅は小樽市朝里地区の日本海沿いにある無人駅。断崖と日本海の間に位置する海岸線に駅が設けられており、高台の朝里地区中心部からはやや離れている。ただ、札幌に近いという地理的条件から、通勤・通学客の利用は多い。地名はアイヌ語の「マサリ」(浜沿いの草原)に由来するものとされる。
かつては当駅と銭函駅の間に張碓駅があり、昭和40年代まではほとんどの普通列車が停車していたが、年々利用客が減少し、1990年には海水浴期間中のみ開設される季節臨時駅となった。しかし、海水浴客が列車に轢かれる事故が相次いだため、1998年に営業を休止(海水浴場も閉鎖)。2006年に廃止された。 |
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1, Asari, Otaru City
小樽市朝里1丁目 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 簡易型自動券売機 |
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Asari Station
朝里駅を通過する小樽行きの回送列車(781系ホームライナー時代)。 |
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Asari Station
朝里駅構内。かつては中間に待避線が存在した。 |
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朝里駅前は日本海を見渡す細い海岸線が連なる地域。晴れていれば海の向こうに石狩や暑寒別連峰の山並みを見渡せることであろう。駅を出て左手へ進み、やや急な坂道を5分ほど登ると、小樽市朝里地区の中心街に出る。この界隈は小樽や札幌のベッドタウンとして発展した地域で、2000年代の一時期には朝里地区の循環路線バスが運行されたこともあった。
国道十字街近くの中央バス「朝里町」停留所からは、朝里川温泉行きの路線バスが出ているが、実際のところは快速「エアポート」が停車する小樽築港駅前から路線バスに乗り継ぐほうが便利であろう。朝里駅から温泉街までは約4km離れている。 |
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In front of Asari Station
朝里駅前の海岸線。 |
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