小沢(こざわ)駅は岩内郡共和町の東部に位置する無人駅。かつては当駅から岩内駅まで国鉄岩内線が分岐しており、札幌−岩内・倶知安間には急行「らいでん」が運行されていた(岩内線内、および倶知安以南は普通列車)。当駅は岩内線の乗り継ぎ駅として賑わい、ホームでは駅弁「トンネルもち」の立ち売りも行われていたという。岩内線のホームは駅舎側にあり、函館本線のホームとは木造跨線橋で結ばれていた。
岩内線は1985年に廃止され、倶知安−小沢−岩内間の路線バスに置き換えられた。また、札幌−小樽−国富−岩内間には高速バス「いわない号」が約1時間おきに運行されている。 |
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Kozawa, Kyowa Town
岩内郡共和町小沢 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 待合室 (無人駅) |
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Welcome board
駅跨線橋では共和町の神仙沼を描いた油彩が旅人を出迎える。神仙沼へ行く場合はニセコ駅前から夏季運行の路線バスが便利。 |
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Have a nice trip
岩内町雷電海岸の刀掛岩(左)、泊村盃(さかずき)温泉郷のカブト岩の油彩も展示。「よい旅を」の文字が旅情をそそる。 |
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地名はアイヌ語の「サクルペシペ」(夏に越える沢道)に由来するもの。1856年(安政3年)に江戸幕府の村垣範正が「夏小沢」と和訳・解釈し、のちに「小沢」(こざわ)と名付けられた。小沢地区は岩内郡共和町に属しているが、中心部の幌似地区からは大きく離れている。実際、小沢駅が共和町唯一の鉄道駅だということを知る旅行者はかなり少ない。
小沢地区の人口は比較的多く、9月上旬の週末には日本的な雰囲気を持つ「小澤神社例大祭」が催される。 |
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Kozawa Shrine Festival
小澤神社例大祭。 |
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Weiss Onsen
ワイス温泉
温泉浴場は内湯の大浴場が各1箇所のみだが、異なる泉質の温泉を混合させて適温にした源泉をかけ流し。徒歩27分、またはバス3分。 |
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Suetsugu Shokai 「末次商会」 8:00 am - closed (about 3:00 pm), in front of Kozawa Station
函館本線の開通時から小沢名物「トンネルもち」を製造・販売する老舗菓子舗。かつては小沢駅の駅弁として販売されており、もち(10個入り)の包装には現在も折り詰め箱と掛紙(トンネルから出てきた蒸気機関車の図柄)を用いている。すあま風の餅は甘味が程よい。店舗は小沢駅から歩いてすぐ。8時から売り切れ(15時頃)まで販売。不定休。 |
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