桂川駅は森町鷲ノ木地区の沿岸部にある無人駅。1944年に信号場として開設され、同時に旅客扱いを開始。1979年に仮乗降場、1987年に駅へと昇格した。信号場時代の名残で駅ホームは千鳥配置となっており、上下線のホームは構内踏切で連絡している。晴れていれば駅ホームから駒ヶ岳を一望することができよう。
駅名は近くを流れる桂川、あるいは当地に桂の大木が群生していたことに由来するものらしい。同年には函館本線の鷲ノ巣信号場、北豊津信号場(両信号場とも1987年に駅へと昇格)も開業しているが、これらの名前は1944年という時代背景を色濃く反映しているようだ。 |
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Washinokicho, Mori Town
茅部郡森町鷲ノ木町 |
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Hours:
First train - Last train |
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Services:
- 待合室 (無人駅) |
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Katsuragawa Station
桂川駅の漁港側入口。 |
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Katsuragawa Station
桂川駅を通過する函館行き特急列車。 |
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函館本線沿いの内浦湾沿岸に鷲ノ木漁港の漁村集落が形成されている。 |
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榎本武揚・土方歳三上陸の地
森町鷲ノ木地区(現・桂川駅界隈)は1868年(明治元年)10月20日に榎本武揚が7隻の艦隊を率い、大鳥圭介や土方歳三など、2000名以上の陸兵などが上陸した地。箱館戦争時には鷲ノ木村が榎本軍の後方陣地となった。1869年5月の箱館戦争終結まで、鷲ノ木村は負傷者や病人の療養地となり、戦死者は霊鷲院(りょうじゅいん)に葬られた。漁港に面する桂川駅前を出て左手へ5分ほど歩いた桂川河口付近には「榎本武揚鷲ノ木上陸地」の碑があり、ここから内浦湾と駒ヶ岳を見渡せる。
霊鷲院は桂川駅の下りホーム(長万部方面行き)から細い道を通って国道5号線を長万部方面へ進んだ左手にある。寺院の向かい側に位置する鷲ノ木史跡公園には「榎本軍上陸の地」碑が立つ。 |
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In front of Katsuragawa Station
桂川駅前。榎本武揚鷲ノ木上陸地の碑は駅を出て左手へ徒歩5分。 |
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Washinoki Historic Park
鷲ノ木史跡公園。榎本郡上陸の地碑が立つ。 |
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